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SIGNのポリシー、オーダーメイド家具の魅力

あなたと、あなたをとりまく環境を
肖像画を描くように、一つの家具で 描き出す作業
それが、僕が考える オーダーメイド家具の製作です

作品一覧/そばにあると楽しい カテゴリーに、「楠の一枚板の天板加工」をアップしました。

足の裏から感じること

今日が大学の最後の授業だった。
最終ぎりぎりまで作業をしてやっと全員完成だったので、ばたばたと走り回りゆっくり話す時間もなく、僕も最後の方は疲れが出てきて、ちょっとさびしい終わり方になってしまった。
何もあらたまってお別れを言う立場でもないし、担当の先生から一言を求められた時に何と言っていいのか、いつもの調子で無駄話をし始めそうな自分をおさえてまとまりのない感じになった。
週一回の実習授業というあっさりした関係は、僕にとっては逆に難しい。だからといって彼等に踏み込んでいく必要性なんてどこにもない。
非常勤講師は、どうぞ利用してくださいという気持ちで臨まなければいけなんだなと、やってみてわかった。前は呼ぶ立場だったから、そんな複雑な心境だとは気付かなかったのだ。あの時の先生方に申し訳ない気がちょっとしてきたり。なんで今さら。

こんな授業で教育のことを語るのはおこがましいのだが、やはり教室には学生に対する愛情を持つ権利が与えられないと、先生はやりにくい。知識の伝達装置になりきれるものではない、そんな気がする。

とうとう最後のKAKISHI-Vが売れてしまった。
SIGNカホン-V3台を残して特価セールを年末で終了しようと思ってて、年末年始の忙しさでそのお知らせをするのをサボってたら、忘れた頃に問い合わせがあった。
そういうもんかもね。未練がましくなってはいけない。
今日発送した。

東京の女性だった。今までやらなかったことに挑戦したくて、カホンに興味を持たれたらしい。
終わらせようとするものから、始めようとするものへ渡って行ったKAKISHI-V。その人のために働いてくれたまえ。
いつかまた今度は自分のために、残ってる材料で1台作ろう。

A.T.フィールドをぐにょ

銀座への納品も無事終わり、それから今日からスタートした新たな仕事までの数日間に、色々なことをするつもりでいたのに、結局何もできてない気がする。
作品リストへのアップ待ちのコンテンツが少しずつたまってきているので、早くしなきゃ、とか。
新春写真茶話会もあったので、写真モードであったことが言い訳になるだろうか。

スタートしたのは、次の次の仕事で、美容室のオープンシェルフだ。今日大阪の高槻市へ打ち合わせに行ってきた。
一人で経営されている美容室で、開店してから10数年。そろそろ改装を考えてらっしゃるところ、家具の入れ替えもプランにあって、SIGNにお声がかかった。
かなり色んな家具屋を調べて、検討した結果うちを選ばれたらしい。
させていただく仕事の打ち合わせで、1時間ほどお話しさせていただくはずが、3時間半。それ以外の話で盛り上がり、つい長居してしまった。
この美容師の男性、誰かの言葉を借りるならばまさに、魔物であった。
人文科学系美容師。芸術や哲学を語るように美容師という職業を語るその抽斗の多さと、中に詰まっているキーワードの多さに、聞いている僕も圧倒されてしまった。
デザインするのにやはり情報は多いほどいいのだけれど、いやそれを実感したというか、初回の打ち合わせで頭に浮かぶイメージが、まるで写真に写されたような鮮明さにまで解像度が上がったのを初めて経験した。
どんな世界にも面白い人がいるものだ。もしくは面白い人はどんな場所にも広くちりばめられている。
ふたたび言うが、家具屋を始めてから面白い人にしか出逢わない。

終わり良く区切りたい

大学の授業も追い込みで、今日はもうばたばた。なんとかみんながスツールを組上げるところまではできた。
次回は仕上げ。師匠の永田さんも来てくださるので、ちょっと気が楽。
とか言ってると、「こんなやり方教えてるんか、こうしたらええのに」とさらっとたたかれそう。
最終日はもう任そうかな。
そんなこんなで、この授業を来年度もやることになった。

昨日、完成した収納ベンチを見に、正月休みだというのに手伝ってくれた自警団の先輩が来てくれた。
「ほう、こうなるのか」と感心していた。柿渋の色も「ええかんじ」と。
僕の仕事を見てもらえてよかった。そして、ちょっと楽しかったみたいで、また何かあったら、といつかまた手伝っていただく約束もした。
さあ、こっちも追い込み。一番大事な仕事、週明けに銀座へ直接納品しに行く。

収納ベンチ完成納品待ち
納品は25日(月)です。
ソファーのような厚みのあるクッション座面により、意外とゆったり感があり、痛そうで大丈夫かと思われる背もたれの笠木は、高さと角度が計算されてますので案外いけます。この形にしたのにはもちろん使う用途があるんです。

外出していることがありますので、来られる前に電話にてご連絡下さい。

もうすぐ完成、収納ベンチ

収納ベンチ2人掛けワックス塗装後
収納ベンチの柿渋塗装が終わり、蜜蝋ワックスを塗った。
柿渋の塗膜は石のように硬く、手触りもさらさらした感じに仕上がり、それだけでも仕上げとしては十分なのだが、そこに蜜蝋ワックスをコーティングすることでしっとりとした手触りと、濡れ色の柿渋独特の色調が浮き上がってくる。
この生命感ある茶色は、他のどの塗料にもない色だと思う。
そして、乾燥後でも残るあの柿渋の臭いをワックスで抑える効果もある。それでも湿気や水分が付着すればやはり臭いが僅かにするので、あの臭いがどうしても駄目な人には向かないけど。
収納ベンチ1人掛けワックス塗装後
SIGNでは柿渋というとこの塗り方をするのだが、これを施すだけでなぜか存在感がぐっと増すような気がする。
手間がかかるのであまり受けたくはないが、やるとやっぱりいいなあと思う。

SIGNの新春写真茶話会9

製作日誌はこの記事の下にあります。

お待たせしました。
SIGNの新春写真茶話会9(早口言葉3回言ってみて)を開催します。
1月30日(土)
10:00〜12:00 基礎講座 (定員7名)
13:00〜16:00 表現講座 (定員7名)現在予約2名

詳しい内容は、Yuasa Brand Milk にて発表します。
お問い合わせ、参加予約はメールにてお願いします。sign.norioyuasa@gmail.comまで。
写真茶話会ってなに?という方は「教室のご案内」をごらんください。

収納ベンチカキシブ1回め
今回の収納ベンチは、以前作品展示台を納めさせていただいたギャラリーからの注文で、その展示台と同じ柿渋塗装をする。
仕上げ塗装として柿渋を塗るというのは結構手間がかかるし、やっかいだ。せっかく磨いた表面もけば立ってくるし、ムラも出やすい。重ね塗りすると色が変わるので、各部分同じ回数、同じ塗り方をしなければならない。
今日は一回めの塗装をして乾燥をした。乾くと色が想像以上に濃くなる。
柿渋は着色塗料でもあるが、防虫防腐防湿効果と木を引き締める効果もあるらしい。そういう性能を持った、伝統的な天然の木部保護塗料なのだ。
いまどき、もっと手軽な塗料はいくらでもあるけど、これを使えるのはオーダーメイドならでは。手間がかかることを敢えてするという価値を、どこまで買ってもらえるか。

僕のやり方では、一回めの塗装は下地塗りで、柿渋の引き締め効果で表面を安定させるため。一晩乾燥したらこの色を半分くらい削り取って磨いて、二回めの塗装をする。そしてまた乾かして磨く。また塗る。回を重ねる毎に薄くのばすように塗り方も変えていく。そして最後はワックスでコーティング。
漆にすれば、という人もいるかもしれない。それもありだけど、柿渋には柿渋の良さがある。

今日が終わって大学の授業は、あと2回。
あと2回で18人全員にスツールを完成させなければならない。
ほぼ一人でみているのに、未経験者18人はどう考えても多い気がしてた。ふつう木工教室でもキャパは4、5人だし、うちでは1、2人としているし。
しかし、こういったこともやっぱり、頭も体も順応してくるみたいで、授業開始から終了まで休み時間なしで教室をちょろちょろ歩き回り、一人一人に指導しながら、まるで目まぐるしくテレビのチャンネルを変えるように動くことが出来るようになってきた。
もはや分身の術のようだ。

この大学の特色なのかもしれないが、学生がそれぞれの授業を評価するアンケートなるものがあって、今日その結果を担当の先生から教えていただいた。
こういう授業だから他の教科とは比較しにくいのだが、総合評価が5段階評価で4.2だった。通知表みたい。「かなりいいほうですよ」と先生からは褒めていただいた。
メール連絡のことも然り、最近の大学はすごいなあ。
非常勤だから良くても悪くても、そうですか、で済むけど、准教授や教授になるとかなりどきどきしそう。
そういう意味ではやっぱり非常勤は軽い、らくらくだ。その軽い存在感のせいで、未だに学科長に名前も顔も覚えられてないし、挨拶しても学生だと思われてるのか返事もない。これは気を使わなくていい。このままにしとこ、らくらくだ。

12坪の工場でこれだけ機械を置いていると、作業スペースはやはり狭く感じる。
組み上がったベンチを作業が進む毎に移動させていると、それだけでひと手間増えている。今回ボリュームもあるので、パーツの多さもあって工場の中をあっちへこっちへ。
今日注文していた柿渋が届いたのだが、塗装の手前で作業を終えざるを得なかった。最近一日が非常に短く感じる。
明日は新年一回めの大学の授業なので、塗装はあさってへ持ち越しか。なかなか先が読めない。

作業があまり進まなかった言い訳にしたくはないが、午前中エホバの証人の人が訪ねてきて、寒風に雪が吹き付けるさなかに来るもんだから、どうぞ中へと入ってもらったら、その人は作業中の家具を見てひとしきり感嘆し、イエスは家具大工をしていたという話になり、職人としてはどうだったんだろうと僕が言うと、その人は「きっと職人としても優れていたに違いないでしょう」と言った。
時間にすれば15分ほどだったと思うが、一日頭の中で尾を引く話だった。

木屑だけでは温度が上がらず寒かったので、午後から一本、ケヤキの薪をストーブにくべてみた。
生木に近いせいかそんなに火力は上がらないものの、ゆっくりと、作業が終わるまで燃え尽きなかった。

冬将軍
見るからに寒そうな空模様が、強風とともに山を越えてくる。
今年は薪ストーブの燃料が豊富なので安心感がある。廃材や木屑をためて、冬場の暖房用燃料にしているので、豊富ということは去年ちゃんと仕事があったということを示している。
やはり、目に見える備蓄というのは安心感なのだ。
この地球に残されている未産出の原油の量は、富士山の1合目からの体積に例えると7分の1くらいだと予想されているらしい。つまり、3合目より上の部分より少ないのだとか。
ガセと噂される地球温暖化の話もしかり、そういう情報を流しては不安を煽り経済効果を狙っているのは誰なのか。
見えないものを見えない人にまことしやかに話す人には、必ず狙いがある。自分のそれのためにやっているつもりだろうが、そんな人は幸せにはなれないような気がする。

ソーラーパネルの耐用年数は30年ほど。それだけ建っていられる家を建てているのか。
そして、それが終わる頃、上の情報によれば化石燃料は枯渇する。もう今のように莫大なエネルギーを消費してソーラーパネルを作ることさえままならなくなるのではないか。どうなってんの。そうなれば買い換えもリサイクルも不可能で、結局何をしたかというと、誰かに金を借りて月々ローンで返済した、ということになる。

おととい、この村に立っていたケヤキが切り倒されたので、玉切りにしていただいてきた。細い部分は薪にして燃料の備蓄に、太い部分は材料として使えるか、乾燥させてみるつもり。

収納ベンチ組み上がり
収納ベンチはやっと組み上がり、底板と座面を仮組みして調整したら、明日からいよいよ柿渋塗装のはじまりはじまり。

とんどの火柱
この3連休は村のとんど祭りだった。
自警団はこの祭りの実行委員なので、準備から後片付けまで僕も関わらせていただいた。
山が近いこの村のとんど焼きは、必要な竹が豊富にあるため、その規模は大きく立派である。
火柱は10mを軽く超える高さになる。

とんどの日
竹を切り出す作業から、運搬し組み上げ、人々に振舞う炊き出しの準備は、自警団の団員とその奥さん連中で取り仕切り、点火し燃焼中の防火対策、後片付けや深夜に燃え残るおき火の監視など、別の目で見ればこれはまさに自警の訓練だといえる。
数年前、ある災害の被災地へボランティアをしに行った時に見た、自治組織やボランティア団体の活動を連想させるのだ。
祭りというのは神事やまた余興という意味合いだけではなく、住民の結束と災害時における行動と連携の演習という意味もあるんだろうな。
マニュアルではなく、祭りという形をとりながら代々引き継がれていくというシステムは、意識も言葉も理解もいらない。そして継続する力がある。

祭りの日って、なんかみんな楽しそうだし元気だしね。
さ、明日からまた仕事仕事。

今製作中の収納ベンチのパーツ、390個のうち290個に鉋がけをして素地調整をした。
数字だけ見ると大変な数だけど、ひとつひとつは小さなパーツで同じ形。
人が見たらなんて効率の悪い、と言われそう。しかしその効果は必ずあると思っている。

そんな今日の膨大な作業を、この村の自警団の先輩である方が、まだ正月休みだからと手伝ってくださった。
僕はこの村に引っ越してきて、1年目から自警団に所属している。そこで知り合った方々のおかげで、この短期間のうちにこの土地に馴染むことができた。
いろいろ時間や労力をとられることはあるけど、この素晴らしい環境の中で、大家族で住んでいる安心感みたいなものを感じる。
人や自然が愛おしく、守りたいものがあると感じる要因は、やはりつながりや関わりではないだろうか。大きなものや遠くのものである必要はなく、まず自分の身近なところにつながってみる。そのために近距離のものに対して「身近」と感じる感覚も必要で、それはどこかを「開く」とか「許す」といった感覚ではないかと思う。

明日も休みだから、とまたその方は今日の続きを手伝いに来てくださるという。

今年はなにごとも笑っていこう、というのが目標です。

収納ベンチの座
まるで宝石。Dr.チェアの平田さんに張ってもらったベンチの座は、もう申し分ない仕上がりだった。
選んだ生地の質感も良かったし、これはいい椅子になりそう。いや、いいものにしなければ。
朝からこの座を引き取りに行って、それから木取りしてあった材を今日は木づくり。
今回のベンチは、デザインはシンプルだけど細かい作り込みをするため、なんと部材の数は単純に数えて4脚分で390。めまいがしそう。
収納ベンチの部材
さて大晦日までにどこまで進められるだろうか。

収納ベンチになるタモ
午前中、座面の下地となる合板を持ってDr.チェアの平田さんとこに行き、今回の収納機能付きベンチの座面の打ち合わせをしてきた。
この年の瀬に、慌ただしく転がり込んでもちゃんと対応してくださって、ほんとにありがたい。
張り生地と張り方がこれで決まった。

午後には乾さんが、注文していた材木を届けてくださった。見るとすごくいいタモで、ほんとにタモ?と思うくらい色も明るくて木目もきれい。さらにしっかり詰まってて一枚がずっしりと重い。
今回着色してしまうので、残念ながらこの質感のほとんどは失われてしまうけど、この季節に身が引き締まる思いがする、いい材料だった。
幅広まで混ぜていただいて、ありがとう乾さん。これはしかるべき時までとっておこう。

エスプレッソポット
朝から雪がちらつくなか、楠天板最後の一枚を納品してきた。
数年前に何日も通った道、久しぶりにお会いするご夫妻の顔、そしてあの子供部屋は彼女たちの過ごした時間とともに、可愛くよく躾けられていた。

そのおうちからすぐのところに、例のコーヒー好きの箱屋さんがある。
こないだ行った時にコーヒー話で盛り上がった。そして最近エスプレッソのポットを安く手に入れたので、僕にくれると言う。もう楽しみ。
だけど行くと仕事中で忙しそうだったので、ポットの使い方を簡単に説明してもらって、すぐに退散した。
ポットは有名なブランドのコピー商品のようだけど、機能的には同じなはず。アルミ合金の光沢がなかなかそれっぽいじゃないか。これがなんと、リサイクルショップでミルとセットで500円だったという。
ああもう十分過ぎるクォリティー。なんと新品で。
使い込んで育てるのがたのしみたのしみ。真っ黒になるまで使うぞ。

その後、奈良市のカフェテラスNZへ、Salt & Uribossaさんのライブを聴きに行ってきた。
ライブはもちろんよかったけれど、ライブ後の座談会で、僕はちょっと大変なことを提案してしまった。墓穴を掘ったかもしれない。僕は一体何をしたいんだか。

帰ってからうちのミルで一番細かくセットして豆をひき、ポットを試してみると、コクウマ。
マシーンほどではないけど、いや、同じエスプレッソと言えど、ポットでいれたものは別の飲み物である、楽しめる。これはハマりそう。
皆さんも安いポットで十分なのでお試しあれ、やっぱり躾けられるアルミがお勧めなのだ。

昨日、楠天板の納品に結局一人で行ってきた。
これの作業で肉体改造されてしまったらしく、意外な怪力ぶりを発揮して、少しお客さんの手を借りながらも、荷下ろしから設置までスムーズにいった。
この適応能力は何歳くらいまで続くんだろう。人間の体って不思議だ。

5枚のうち4枚を納品して、あと一枚はこの仕事を紹介してくださった、以前子供部屋のリフォームをさせていただいた、ランクル好きのお客さんのところへ土曜日に納める。
その仕事をさせていただいたきっかけというのが、そのランクルで、その方が所有されていた2台のヨンマルのうち1台をゆずっていただいたのだった。それからのおつきあい。
そのヨンマルはわけあって手放してしまったけど、今思えば惜しいことをしたと思う。
こんなに手動操作、手作業の仕事をしているというのに、車がオートマだとそこだけ怠けてる感じがしてしまうのはおかしいのかな。
いまどき、マニュアルの車を探すのさえ難しく、新車ではすでにラインナップから無くなっている車種の方が多い。誰も問題視せず、声もあがらない、文句を言っても共感してもらえないことであり、世間の適応はすっかりスムーズに知らぬ間に進んでしまった。世の中そんなことって多い。

発達における適応は、苦痛をともなっても喜びを感じるが、退化することには抵抗を感じてしまう。
今度行ったら、ヨンマルを拝ませていただこうっと。

今から大学行ってきます。

ここ数日ギャラリー応接室の椅子のデザインをやっている。
依頼者の要望で、収納機能付きの椅子を。
普通に考えれば「箱に座る」なんだけど、それだと当たり前なのでどうにか箱と椅子本体のデザイン上の分離をしたい。
どうすればいいか、また迷路に自ら飛び込んでしまった。

明日は楠天板の納品に、腰を案じて助っ人に、まだ大阪にいた西光を誘ってみた。
強引だけど、そんな機会でも作らなきゃ、ゆっくりしゃべってる暇などなーい。

昔から12月が嫌いだった

やっと終わった。楠。
腰はかろうじて無事で、よかった。
おっとまだ納品があるか。

そして、お待たせしている次の仕事にすぐとりかからねばならないのだ。
次はギャラリー応接室の椅子。
これは収納機能付きの椅子で、デザインがまだできてない。
いけるか年内。どうだ。
今日は大学….

腰から背中がかなりやばい。
大きい板になるほど、なぜか反りが激しくて、平面を出すのに時間がかかる。
時間がかかるのは疲労のせいかもしれない。

師匠から教えてもらった方法で、我らが一門は電気鉋で一枚板の両面の平面を削り出すことが出来る。
知ってる人は多いだろうけど。
結構自信あったんだけどなあ。連続5枚となるときついなあ。

弱音を吐いている場合ではない。

専門学校の教え子で、今奈良のとある営業写真スタジオで店長をしている奴が久しぶりに訪ねて来た。
昨日あんなことを書いたので、手伝いに来たのかと思いきや、近くにある教習所でバイクの免許を取りに来ているのでちょっと寄ったらしい。今日は店は定休日だった。
バイクか、最近乗ってないなあ、最近どころか何年乗ってない?エンジンはたまにかけるけど、走りたくならないうちにすぐしまって。こんなことって。
奴は11月は新型インフルエンザにかかって、ほとんど休んでいたらしく、今日もマスクをしていた。それでうちに来るか?

モコとひとしきり遊んで、いろいろ写真の相談やら仕事の相談をしていった。
おかげで今日仕上げるはずの天板が、途中で終わってしまった。
いつまでも先生、じゃないんだがなあ。まあ、久しぶりだったからいいか。
明日は2枚仕上げよう。

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