昨日は写真茶話会RRだった。参加者は久しぶりの大人数で8名。その中に昨年度の参加者であるラッキーさんともう一人ゲストも含まれていた。
そのゲストとは僕とラッキーさんの共通の知り合いであり、写真専門学校時代に講師として来ていただいていた方で、さらに昨年度のRR展で知ったのだが、僕のこの写真教育の師とも言える平木先生の同級生だったという、まさにスペシャルなゲストだった。
僕がこうして生業を変えながらも写真を教え続けているということを、本当なら平木先生にも伝えたかったのだが、先生は数年前に他界され、それも叶わなくなった。
RR展でその方にお会いした時に僕が作品の説明をしていると、「平木みたいなことを言うね」と言われたことがきっかけでその方と平木先生の関係を知ることになったのだ。
今回「いつか茶話会にもお邪魔します」と言われていた約束を守ってくださった。
僕が指導するアマチュア写真家たちの作品は、その方の目にはどのように映ったのだろうか。
僕自身が撮る写真なんて全くもって大したことはないのに、僕の写真人生はなんと恵まれていることだろう。ねえ、平木先生。
翌日、茶話会のために綺麗に掃除した工場(こうば)で、ベスパの続きをやることにした。
とりあえずエンジンがかかるようになったので、タイヤとチューブを注文していたのだ。
タイヤはミシュラン、チューブはダンロップ。中型以上のバイクなら少し贅沢なチョイスも、スクーター用なら意外なほどリーズナブル。前後のセットで6,000円弱だった。
まずはパンクしていたホイールから交換しようと思ったら、ベスパの鉄の分割式ホイールの固定ナットが錆び付いて固まっている。無理せずとりあえずCRCを吹いてタバコ一本分待つ。
そしてなんとか外れたナットとワッシャを小さな容器に入れてCRCをだばだばかけてシェイクする。これである程度サビが落ちた。
続いてホイールを分割すると、なんだこりゃ!
中までこってり錆だらけ。タイヤの中からザラザラと錆が出てくるし、チューブにも錆が付着している。あー
とにかくタイヤとチューブは廃棄だからよしとして、このホイールの汚れと錆落としで消耗した。まず油と埃で練り上げられた汚れをパーツクリーナーで洗浄し、グラインダーにワイヤーブラシを付けてごりごり錆を落とし、またCRCをつけて擦り。
なんとか組み上がったものの、結構疲れた。分割式だから余裕余裕と思っていたのに、これをもう一回、と思うと残念だが今日やる気にはなれなかった。
今日はリアだけになったけどとりあえず交換しようと、取り付けてあったバースト寸前のスペアと交換。の時に当然目に入るエンジン周りのコテコテ2スト油汚れが気になり出し、パーツクリーナーを吹いてちょっと擦ってみても落ちなくて意地になっていたらタイムリミットになっていた。
しかし、油どろどろの下からギヤオイルのドレンと注入口が発掘され、ブレーキワイヤーの固定が明らかになり、クラッチのレバー(アーム)も油コテコテの下から発掘されたことで、今後の整備の手がかりも見えたということでよしとしよう。
いやあ、SRXが優等生だっただけに、こいつは。
先日は遅くまでおじゃましました。
それにしてもサビサビですね。よくぞここまで来たという感じ。執念さえ感じます。
ミシュランを履いたベスパに早く乗ってみたいです。
というか、僕もベスパがほしくなってきましたよ。100か125か、どっちがいいと思いますか?
いいですね!ベスパ乗りになりましょう。(=ベスパ職人)
ベスパも色々ありますから。日本で人気なのはやっぱりスモールボディーと呼ばれるヴィンテージです。
50s、100、125とありますが、希少価値が高いのは125です。値段から考えると100ですが、最近は100もあまりないのでヤフオクでも高いですね。
専門店だと内容は安心ですが、50sでも20〜30万は当たり前って感じです。
ただ、単純な構造なのでどんなものでも直そうと思えば直りますし、お金をかければいくらでも、ですね。
またもうワンランク上でもいいとお考えならラージボディーのPシリーズもありですよ。松田優作です。
確かあれは分離給油ですから自分で混合燃料を調合しなくてもいいです。
でも混合燃料だからヴィンテージシリーズは壊れにくいのかもしれません。自分でメンテが基本のバイクですから。
今ヤフオク見てきましたけど、100のスモールボディーが即決158,000で出てますよ!
ワインレッド、チャンバー付き。
えーっ、そんな高いのですか!?
それならSRをカスタムする方が楽しいかな?
え、今のスクーターでもそれくらいはしますよ。
とにかくワインレッド、現在98,000円。入札してください。