11月2日、3日はProp’s Festival 10 FINAL
2014 年 10 月 4 日 by SIGN
今年で10回目を迎えるプロップスフェスティバル。師匠のZOO永田さんの呼びかけで集まったアーティストの即売イベントも今年で最終回となる。
僕も永田一門として一回目から出展してきた。
日々の仕事に追われながら出品作品を作り、毎回ミーティングを重ねイベントの準備をするのが毎年のサイクルになっていたのだが、偶然にもこの最終回の年に僕自身の新たな一歩を踏み出すこととなった。
「もの作りをする人間が声を上げなければ」という永田さんの思いから、毎回社会に関わるテーマを掲げ、ゲストを呼んでの講演や売り上げの一部を寄付する活動も、他のこういったイベントにはないプロップスフェスティバルの特徴でもあった。
アフガニスタンで小学校設立、熱帯雨林の乱伐問題、カンボジアの子どもたちへの支援、東北の震災と原発問題。今年も永田さんは福島県へ赴き、現地で出会った人々に直接支援をするために現地視察をして来られた。
ただ自分がものを作って売って生きていくだけではないということを、僕ら弟子たちをはじめ永田さんの周りに集う人々にもその思いは定着していったんだと思う。時にはイベント準備のミーティングが討論会のようになり、技術や表現やまた商売以外のことも僕らはここで学んでいたんだろう。
残念ながらこの最終回には出展者としては参加できない。作品を作って売ることを禁じられている身であるからそれに従うつもり。
スタッッフとしてステージ周りの仕事をするのと、わずかに残っている在庫をチャリティーオークションに出品しようと思っている。
戦争放棄と言いながら武器を売るつもりはない。
だけど、
やっぱりSIGNのブースがないのはさみしいなあ…
2回目のミーティングはSRXで向かった。大阪外環ナイトランは結構楽しかった。
最終回ですか。しみじみしますね。
帰るとこなくなってしまうようなね、さみしさがあります。