旅の音楽家 丸山祐一郎さんと こやまはるこさんが奈良に来るということで会いにいってきた。
一年のほとんどを旅をしながら演奏活動されているので、ほんとにたまにしか会うことはできない。
新潟の震災の時に被災地へ一緒にボランティアに行った時から親しくさせていただいているが、以来僕はそういった活動はしていないし音楽もできないのに、丸山さんからたまに連絡をくださり、関西を通過する時にタイミングが合うと会って話をする。
丸山さんがどんな人か検索すれば多分全国各地で演奏された記事がヒットするはずで、つまり日本全国に親しいお友達や定期的に演奏を依頼する人たちがいるだろうに、僕みたいななんの協力もできない者にどうしてと思う。
だけど会って話をするといつも不思議な気持ちになる。何かをもらった、というか、確信した、というか、言葉に表現しづらい感覚。以前にも書いたが、丸山さんのような人が生きているというだけでこの世界を愛せる、愛していいんだと思える、そんな感じ。
そしてその感覚は温泉に入った後のようにぼんやりと体に余韻が残る。
丸山さん自身はただ好きなように生きているんだと思うけど、確かに神様は丸山さんに何かを見せようとしている気がする。でなければ、壊れた蛇口のように日常にこんなに奇跡が溢れかえることなんてないだろう。
パートナーである はるこさんの存在も大きいと思う。どんな旅であっても誰に尊敬されようとも、それを肯定できる人はたった一人。どんな旅でもどんな時でも一緒に行くという行動以上の肯定はないから。
写真は太陽と月。針テラスにて。
お二人の内面を 写した様な
いい画像ですね。
曇りだったんですが、そのとき夕陽が差して「今いいんじゃない?」って丸山さんに言われて写した一枚なんですよ。
話変わりますが、ひとりぶらりF6Cの記事とても参考になりました。