「うっ」は宇宙とウォルナットの「う」
2013 年 4 月 16 日 by SIGN
もちろん自分で作るんだから、図面をどこまで詳細に書くかは自分で決めること。僕も図面なしで落書きみたいなスケッチからいきなり作ることもある。しかし今回はもう3枚目に突入。
言い過ぎかもしれないけどベッドって家具というより建築のようだ。住宅なみの坪単価で計算したいよ。
とりあえず材積が出せる段階で部材をひろってみた。すると、うっ0.3立米超えてる。ということは…
とりあえずで出した見積もりのほとんどが材料費か…ああ…
材木屋さんに聞いてみようと思い電話すると、木材も今は厳しい状況のようだ。値段はそんなに上がってはいないけど、良い材がなかなか手に入りにくくなってるみたいだ。
予定していたウォルナットは現状の品質と値段の釣り合いからすると今は却下。木材は値段が高いからいいというものでもない。良い材は確かに高いが、なにがなんでもウォルナットという気持ちもないので、今よいものという観点で考え直してみる。
それ以外でいろいろ聞いた結果良い材にたどり着けたと思う。その材のために設計も若干変更しなければならないが、むしろいい方向だと思う。
こうしてすべてがあるべき姿におさまっていくのもこの仕事をやっていて感じる不思議のひとつ。
しかし金額以外は、という話。