最初に作られたものがほんとはよかった
2012 年 3 月 1 日 by SIGN
最後の木工教室、机の天板より下が組み上がった。うん、なかなかシンプルでいい感じ。
この大きさにしては十分な材の太さがあるので安定感もある。
想像以上のがっちりした強度で生徒さんも喜んでいた。僕も基本的なほぞ組みの家具の良さを再確認できた気がする。
難しく考えなくてもこれでいいじゃないか。なんだかね。
そんなことが嬉しかったのか、この生徒さんが聞き上手なのか、今日はよくしゃべった。
車やバイクの話を語ってしまった。
とくに「サンバーってどんな車?」と聞かれ、それはそれは、と話し出すと長々と。今そんな人が多分たくさんいるんだろうな。
一台の軽自動車の生産が終わるというだけであんなに報道されるとは。
で、結局売れたのかどうか。今までよりは売れたんだろうけど、街中サンバーだらけになることはないんだろう。
いい車なのに、販売競争で勝てず、誰が決めたか環境基準ブームについていけない構造が限界を示していた。
それでも最終モデルにスーパーチャージャーをラインナップしてくれた富士重さん、ありがとう。
そういうことですよ。