朝から小物をいくつか発送する準備をした。
ひとつは神奈川へ、ひとつは埼玉へ、もうひとつは山口へ。
在庫を持っていればこういうこともできるんだと思った。
オーダーが少ない時は在庫を増やしていこう。そうすればイベントにももっと参加できるし個展もできる。
こないだ訪ねた木工家の人は年間5、6回は個展をするという。それを軸にオーダーの仕事をしているので、個展をしないでやっていくことなんて想像できないと言っていた。
まさにその状態がSIGNの現状。
スタイルを確立させるためにもやはり個展は重要だと思う。
来年こそは。やるぞ。
午後から大学の授業で、今日は提出課題の説明をした。
今まで延々ほぞ組みの練習をしてきた彼等に、デザインの自由を宣言した。
一応見本となる基本のデザインは僕が図面を書いたものを渡してあったが、それは図面の見本であってオリエンテーションの資料であって、提出するスツールは各自オリジナルのデザインを考えて良い、と。
その課題説明の後も授業としてはほぞ加工の練習をするようにと言ったのに、スケッチブックを広げて、もしくはプリントの裏にラフスケッチを描くのに夢中になる学生が何人もいた。
やっぱりみんなデザインしたかったんだね。
しかし思惑どおり、ちゃんと構造は角材を用いた框組みをベースにみんなスケッチしていたから、よしよし。