僕らはみんな知っている
2011 年 1 月 10 日 by SIGN
今日はこの村のとんど祭りだった。
それを運営する自警団の副団長という立場だったからか、この祭りが終わってやっと一年が終わったような気がする。
背景にどんなことがあったとしても、地域の祭りはあったほうが豊かだと思うし、住民の結束や災害時の対応訓練だという意味もある。
名前や肩書き上のことしか知らない人の前には、僕の実体はない。協力したり、ときに遠慮なく対立したりする中にその人の存在が露になることもある。
ぶつかりあうこともまた存在確認なんだと感じる。そんなつながりのほうが断ち切りにくい事も知っている。
知れば必ず動機が生まれる。僕は今、僕を知る人が住んでいる土地に住んでいる。