A.T.フィールドをぐにょ
2010 年 2 月 1 日 by SIGN
銀座への納品も無事終わり、それから今日からスタートした新たな仕事までの数日間に、色々なことをするつもりでいたのに、結局何もできてない気がする。
作品リストへのアップ待ちのコンテンツが少しずつたまってきているので、早くしなきゃ、とか。
新春写真茶話会もあったので、写真モードであったことが言い訳になるだろうか。
スタートしたのは、次の次の仕事で、美容室のオープンシェルフだ。今日大阪の高槻市へ打ち合わせに行ってきた。
一人で経営されている美容室で、開店してから10数年。そろそろ改装を考えてらっしゃるところ、家具の入れ替えもプランにあって、SIGNにお声がかかった。
かなり色んな家具屋を調べて、検討した結果うちを選ばれたらしい。
させていただく仕事の打ち合わせで、1時間ほどお話しさせていただくはずが、3時間半。それ以外の話で盛り上がり、つい長居してしまった。
この美容師の男性、誰かの言葉を借りるならばまさに、魔物であった。
人文科学系美容師。芸術や哲学を語るように美容師という職業を語るその抽斗の多さと、中に詰まっているキーワードの多さに、聞いている僕も圧倒されてしまった。
デザインするのにやはり情報は多いほどいいのだけれど、いやそれを実感したというか、初回の打ち合わせで頭に浮かぶイメージが、まるで写真に写されたような鮮明さにまで解像度が上がったのを初めて経験した。
どんな世界にも面白い人がいるものだ。もしくは面白い人はどんな場所にも広くちりばめられている。
ふたたび言うが、家具屋を始めてから面白い人にしか出逢わない。
「誰かの言葉を借りるならまさに」・・・誰の言葉ぢゃー!www
著作権などありませんので、流行らせてください。流行らせましょう、魔物(笑)
エントリのタイトルがまた意味深?笑 ATフィールドをえぐり斬り込むような仕事がしたいですね、お互い!(そして魔物の階段登る・・・)
共感とか共有の話になって出てきたんですよね、A.T.フィールド。
美容師ですよ。この方。
家具屋でA.T.フィールドをえぐるってどうすりゃいいんでしょうね。
「お互い!」って八代目、わかってんの?