誰のなみだかほんとに泣ける
2009 年 9 月 2 日 by SIGN
そして、作ったサンプルがこれ。
実際はもう少し複雑な形だが、ウォールナットの板目で厚み5mmとなるとかなり難しかった。
結局半分の厚みであらかじめある程度曲げたものを、2枚積層でさらに曲げながら接着した。スチーマーで柔らかくしてさらに雄雌の木型に挟んでプレスすれば図面どおりにはいくんだろうけど、そこまで時間もなく投資もできない。ただ泣けるような努力を注ぎ込むのみなのだ。
今回の試作で何度か失敗し気付いたアイデアを導入することと、多少のデザイン変更が認められるなら可能だが、手曲げでこれ以上の加工は無理なのかなあ。
明日東京へ送って、その提案が通らなければ、残念ながら今のSIGNでは無理ということ、か。