次の仕事に必要で、現在構想段階のオリジナル家具にも絶対必要だったので、ついに木工旋盤を購入した。
しかし、これはあの悪名高き、いやいやネット上で色んな人が使っていてプロにも定評のある、ナカトミ産業のWT-300だ。
なぜこれにしたかは、これを選んだ人が必ず言う「安さ」だった。
最長900mmまでかけられて、海外の有名ブランドのチャックも使えて、という同スペックの他機種に比べると半額以下の値段で買えるということ。
性能に多少我慢すれば、差額で高性能チャックや刃物も買える、という算段だったが、作業台を作って据え付けてみると、かなりやってしまった感が否めない。
まだ何か削ってみたわけではないが、モーターの断続的なブルルブルルという振動があって、ちょっと不安な感じ。振動に関しては、いろんな人が対処法を紹介してるけど、それでは無理っぽいんだけど。
これ、メーカーに問い合わせた方がいいのだろうか。それともこんなもんか。構造はシンプルで頑丈そうで壊れにくそう、だけど最初から壊れてる感じ。
メーカーでは既に廃盤商品でプレミアまで付きはじめていて、楽天のみで購入可能。弱いんだよなそういうの。
一生かけて追求するつもりのオリジナル家具への意気込みを、この機械ははたして。