木の山は宝の山、分けていただくという気持ち
2009 年 6 月 4 日 by SIGN
今日久しぶりに大阪の乾材木商店さんのところへ行ってきた。
いつもは電話で注文して配達してもらうのだが、今回は普段あまり使わないビーチ材(ブナ)が数枚必要だったので、それだけを配達してもらうのも悪いし、久しぶりに乾さんとこにも行ってみたかったし、直接取りに行ったのだ。
乾さんとは修行中に師匠の永田さんのところで会って以来だから、もう6〜7年のお付き合いになるだろうか。頼りになる材木屋さんが知り合いだということは、木工家にとっては財産である。
でも乾さん、人が良すぎて損ばっかり。中にはひどいお客さんもいるみたい。
そんな客なんか相手にしなくても、どーんとZooファミリーだけで食っていけるようにしますよ!って言いたいけど、僕を含め、一門でいろいろと甘えさせてもらっているので、なんとも、いつかはきっとという気持ちを込めて、乾さんとこの木で作らせてもらっている。
行けばいろいろ欲しいものいっぱいで、これであれを作ってみたいとか、イメージも湧いてきたり、下手に人の作品見るよりも、材料と対峙することは刺激があったりする。
下の方に積んであったあれ、よかったなあ。これ全部ください、って言いたかった。