摩擦系作業でなんでも作れたら
2009 年 5 月 19 日 by SIGN
今作っているのは、ケヤキの古材を使った、3本架けの日本刀架け。
成形は例の如く手道具による摩擦系作業でやっている。カラカラに乾いたケヤキは、よく締まっていて、さらにヤスリをあてると粉末状に繊維が砕けていく。そういうもんなんだろうか。
とにかくまたもやハマっている。さてどこまで削りこもうか、時間をかけて描いたデザインを通り越してしまいそうで、だったらデザインに悩まなくてもよかったのに、こんな作業の一工程に左右されるなんて、量産ものなら材料を機械にぶち込めばその形になって出てくるようなものを手作業でやってるんだからそれくらい主張してもいいんじゃないか、しかしこのヤスリいいなあ、今度もう一本買おうっと、金ができたらね、それにしても在庫のカホン売れないなあ、予約してた人はどこいったんだ、まったく大誤算だ、ヤスリ一本買えないなんて、こいつも随分待たせたなあ、早く仕上げたいけど、ほかにも待たせてるお客さんいるんだけど、ああ摩擦系作業は楽しい。
機械や電動工具を多用すれば、効率は良くなるが複雑になる。作業を単純化すれば、道具も少なく電気もいらない。おまけに音楽を聴きながら頭の中で独り言をいう余裕もある。
久々のわんこさん登場ですね!口元(首元?)何かくわえているのでしょうか。。。
おおばさん、コメントありがとうございます。
上記のような状態で、申し訳ありません。少しずつですが順番は近付いております。
うちの犬は皿をくわえるのが趣味なんです。それがかわいいと思っているのか、遊んでほしいのか、あわよくば食べ物を貰えることもあり。
誰か来るととりあえず皿を探すのが癖になってます。
> それがかわいいと思っているのか
これだとちょっといいなと思いました。
自分のセールスポイントを熟知したわんこ。。。
くそぅ、たまりませんっ!
順番、近づいているなら嬉しいです!
早く欲しいし、その家具(私の場合はダイニングテーブル)
がなくて不便なのも事実ですが、不思議なもので
同じないのでもオーダー前とオーダー後では
「無いけど耐えられる」キャパシティがちょっと違う気がします。
「一度死んだ気になればなんでもできる」
とかいうのと似た感じで、人間はハラをくくると
少しキャパが拡がるのかもしれませんね。