ぎりぎり間に合わない?間に合う。
2015 年 12 月 27 日 by SIGN
年内完成、年内登録になんとかぎりぎり間に合いそうなVESPA100。
昨日は写真茶話会RRだった。
ほんとうならこの時期ギャラリーも決まって展覧会の準備をしていないといけないのだが、予定していたギャラリーが開催時期のスケジュールが詰まっていて予約が取れなかったため、今年度のRR展はまだ宙ぶらりんな状態。
それに対する案もいくつか出たが、話し合いでは結論が出ず、一番有力な線も意外な障害によって立ち往生してしまった。
そして何より参加者の作品がまだほとんどまとまっていないというのも、できればもう少し展覧会を先送りしたいという甘えにつながって、この問題に対して本気で解決しなければならない僕は責任を曖昧にしようとしている気もする。
判断力が鈍っていてはっきり答えが出せない。どうする。多分こんな時は明らかな正解があるのに、それを見ようとしないために迷いが生じているような気がする。
自分がそうでなければならないと考える結論に目を閉じ、よく耳を澄ましてみよう。
茶話会メンバーの皆さん、もう少し答えが出るまで待っていてください。
それまで自分の作品と向き合って。次回の茶話会でもう一度話し合いましょう。
役所の仕事納めの勤務時間に滑り込みで登録することになりそうな明日に向け、ギヤオイルの交換をしようとドレンボルトを外すと、ぼたっとひとかたまりバットに落ちた後、たらりともオイルが落ちてこない。なんとギヤオイルまで減り続けてほったらかしだったようだ。
試運転とか言ってこんな状態で走っていたことを恐ろしく思った。
ドレンボルトを戻し、注入口からオイルを注ぎ入れる。
ベスパのギヤオイルには量を測るゲージなどはなく、この位置にあるため、またM8ボルトの穴に注ぐのにこのような細口のボトルを使う。これはホームセンターに売っていたものだが、ベスパにちょうどいいノズルと容量のものがあった。
およそ200ccを入れるのだが、適量の印としてこの注入口から溢れるくらいでいいらしい。
このボトルが目盛りで200まであり、ちょうどそのくらいを注入したところで少し溢れ出てきた。
ギヤオイルは性能に定評があるヤマハ純正を使用。
エンジンをかけてみると音が静かになっていた。今までの、回すとヒューンというギヤの音はどうやらカラカラで回るギヤと中で空気を切る音だったようだ。
試しに乗ってみても伸びが違っていて、スムーズなギヤチェンジも明らか。いや結構速いよこれ。さすが2スト100cc。坂道もぐいぐい登ってくれた。
しかし、今までギヤオイルなしで走っていたので、中への負担はちょっとわからない。次回のオイル交換は早めにして確認しよう。それまでにM8のドレンパッキン探しておこう。
それ以外に他にやってないところなかったっけ、と思い出したのがフロントハブのグリスアップとメーターギヤの確認もした。
どちらもほとんど油ぎれ状態だったので、シリコングリスを塗りたくって樹脂製のメーターギヤを戻し、ハブにもしっかりグリスを充填して蓋をした。
その後、少し磨くか、と始めたら止まらず、メッキパーツやボディーの塗装が残っているところを花咲Gで磨いた後、錆の浮いている塗装面も含めサビサビの部分までポリマーコーティングを塗って拭きあげた。
つまり、錆びている部分はその進行を抑える程度として残す方向。塗装が残っているところは艶まで出すことにしたわけだ。
あのカサカサのサビサビも味があるとはいえ、多分寿命は短い。ピカピカにサビサビは違和感はあるけど今後のメンテで磨き続けられる。マットのウレタンクリアも考えたが、塗膜の下で何が起こるかを考えると、油分をひたすら補給し続けるという方法で今後こいつと付き合っていくことを選んでみた。
さあ、明日は滑り込みでナンバー取得なるか。その足で自賠責も忘れずにね!