ラジポン交換悪戦苦闘の巻
2015 年 6 月 7 日 by SIGN
通販テクニックを駆使し、ふふ、手に入れたラジアルポンプ。アドバンテージ・ニッシンのマスターとパフォーマンスラインのステンメッシュホース。
現状は純正のマスターが付いていたのだが、初期型SRXのダブルディスク用だったので確かにかちっとした感じではあったが、ピストン径が大きくてレバーのストロークが短く握力勝負みたいなブレーキだった。
そこで、使った人が誰しも良いと言うラジポンにいつか交換したいと思い物色していたのだった。
するとニッシン製の鋳造廉価版のマスターがデイトナとアドバンテージから発売されていたのでこれにした。ブレンボにも憧れるけど、まあねそこだけお金持ちな感じもどうかなと思うし、こういう古臭いバイクに最新の削り出しっぽいデザインも似合わないだろうし、レバーも左右違和感ない感じでさりげなく「やってますよ」みたいなのが気に入ったのだ。
しかし、今付いてる純正を外そうとしたら、キャリパー上のホースを固定しているところのボルトが空回りして外れない!ネジ山をなめてしまっていたのだ。
いきなり難関に突入。ホイール、フェンダー外して四苦八苦しても外れず、結局グラインダーでボルトの頭を削り取り、なめた向こう側も切断。
なんとか抜けた。
ブレーキフルードを抜いてマスターを外してホースも抜いて、もう一度ホイールとフェンダーを組んでキャリパーをつけて、やっと新しいのを仮組みした時には昼を過ぎていた。午前中に終わるはずだったのに。おえ〜
そしてラジポンのエア抜きの仕方がよくわからずまた悩み。
いやー意外と手強かった。だけどもう次は大丈夫だ。次?
そう、なんとか形にはなったもののバンジョーアダプターの角度が合わず、ぴったりの長さで購入したホースはサスが伸びきったところでピンピンに張り、ホースを固定するステーどころではなかったのだ。
いやそれでもここまでやったのだから試運転しないわけにはいかず、いつものコースを一回りしてきた。
さて問題のタッチはどうだったかというと、正直そんなに変わってなかった。というかメーカーの説明ではラジアルの17ミリはノーマルの14ミリに相当すると書いてあったのに、明らかにオーバーしてる感じ。つまり、今まで使っていたダブルディスク用とあまりレバー比が変わっていない感じなのだ。
タッチを期待していたのに残念な感じではあるが、効きに関してはかなりパワーアップしていた。まあとにかく強く握った分どこまでもしっかり効くので、高速からのブレーキングに関しては信頼が持てるようにはなった。
見た目もまたカッコよくなったし、まあ今回はこれでよしとするか。
角度の違うアダプターは注文しておいた。届いたら早めに交換しよう。
その数週間前、こんなこともあり。
数日前、こんなにきれいになって帰ってきた。
修理代はぶつかってきた人が出してくれたので、よかった。
まるでプラモデルを組み立てる少年のようです。
いつまでたっても男子はあのチマチマしたことが好きなのですね。僕もですが。
そう思って見ると、4枚目のSRXの写真がプラモデルに見えます。
ラッキーさん
まさに実際乗れるプラモですよ。
サービスマニュアルがあるともっと楽しめますよ。ラッキーさんもぜひ。
無理です。僕には場所と時間がありません。
またSRの調子も見てくださいね。
いえいえ、愛車のサービスマニュアルは眺めるだけでも楽しめるってことですよ。
知れば、より愛せますよ。