もっとタイヤ交換したくなるほど
2014 年 12 月 7 日 by SIGN
本当は前後同時に交換するつもりだったタイヤ。リアでかなり手こずり、フロントは後日ということで置いてあった。
とは言え2時間では片付かなかった前回のことを思うと、いつやるの?って感じで、近頃の暇のなさから考えると用意は周到にしておかなくてはと思った。
そういうところはやっぱりオーダーメイド家具を作っていた感覚なのかもしれない。
失敗はできないし、時間もかけられないところで、そこそこ質も上げたい。
最近は便利なもので、動画サイトで達人のタイヤ交換がアップされてたりするので参考にしてみた。(なんと外して組むまで5分!)
使用する道具、手順、コツなど、何度も再生できて色んな人のやり方が簡単に見られるのだから、はたして職業訓練の意味さえ考えさせられる。
これを見てあとは練習するだけだから、これを見てできる人は誰かに教わる必要は無い。やはり学校の意味は他にある。
とかなんとか考えつつ、ホイールを外す。この辺はまあ大したことではないが、フロントのスタンドの高さが若干足りず、キャリパーを外してもホイールが抜けなくて、タイヤの空気を抜いてゴソゴソしたら抜けた。
木枠は達人が使ってたので作ってみた。ローターを外さずに交換するためのゲタ。
そのゲタはビードを外す時にも役立つ。ビードブレーカーに乗せたホイールを安定させ、高さもちょうどいい具合に。1800の2×4材一本でできるので、300円くらい。
両面ビードを落としたら、レバーで外していく。今回レバーは旧タイプと合わせて4本、リムプロテクターを3本追加して合計5本で挑戦。
うーん、このゲタ便利!作業がはかどる意外な優れものだった。裏からも手が入れやすいし、ホイールも安定するので力がかけやすい。なんといっても作業中ローターには一切力がかかってなくてどこにも触れていない。
時間も短縮できた気がする。
交換するタイヤはリアと同じダンロップのTT900GP。
前回の教訓からビードクリームは念入りに塗ることにした。タイヤをホイールに取り付ける時も、エアーを入れてビードを出す時も、結局こいつの仕事なのだ。プライドを捨ててそれを認めなければタイヤ交換は早くならない。
ホイールとビードの両方両面に塗った。
またゲタの上で手と膝も使って体重をかけて押し込み、残りをレバーで少しずつ入れていくと、あっけなく作業は終了。
空気をまだ入れない状態で車体に取り付ける。これは先ほどの理由で、タイヤが床を擦りながら少し押し込む必要があるからだけど、ビードを出す時にも浮いてる方が確認しやすくていいかもしれない。
バルブにムシをいれずにエアーをコンプレッサーで一気に入れる。すると気持ち良くパン、パンと二発ビードが出る音がする。これがスムーズにいくとまあほんとに気持ち良い瞬間。
ムシを入れて空気圧を調整して出来上がり!
おお、写真撮りながらFBにアップしながらでも1時間でできた。やった!
で、試運転しないわけにはいかず走り出すと、途中でアラレがばっさばっさと降り始め、路面は濡れるし前の車は遅いしで結局皮は半分ほどしか剥けず、本日は終了。
しかし、また気になることがひとつあった。こいつがうちに来てすぐの頃にあったガス欠っぽい症状がまた出てきたのだ。それも前回と同じところを走っている時に同じ場所でエンスト。
ガスは満タンにしたばっかりだったし、これはキャブか?燃料の経路に何かあるのか、負圧バルブだしな、もしくはゴミが詰まってる?
まさかあの場所に何かあるのか…
写真アップありがとうございます。
私は、外す時は新しいタイヤを下にして外し
組む時は外した古いタイヤを下にして取り付けています。
ビートクリームの代わりにCRC556の白(赤はNG)を使う時もあります。
負圧コックはTDRも鬼門のひとつです(交換済み)。
足元が新しくなると気分がいいですね。
電気屋さん
木枠のゲタ、なかなか具合がいいですよ。安定感があって力がかけやすかったです。
ローターも外さなくていいし。
CRC556の白なんてあったんですね。知りませんでした。
負圧コックが原因でしょうか。ダイヤフラムも当時物でしょうから確かに。交換とは重力落下式にするってことですか?
コックを交換して負圧取出しの穴を塞ぐのでいいんでしょうか。
古タイヤでもローターそのままでOkですが、確かに木枠の方がしっかりして作業中気分がいいでしょうね。
CRC556の白はゴム系の劣化促進しませんし、塗装の下に潜り込まないのでメーター内部にも吹けますし何より無臭だから室内でも気分がわるくないですよー、普通にホームセンターに並んでます。
ちなみにPRIの位置で負圧を無視して使ってみて症状が変わらない場合はコックの問題ではないと一旦考えます。
ヤマハのコックは自然落下にする裏ワザがあって、プラスのビスを外して180度回転させて付けるだけ(一部タンクにコックが当たる場合加工要ですし、タイプによっては不可のモノもあるかもしれません)
その場合はホースもそのままでOk
ちなみに、イグニッションコイルやコンデンサーが死にかけている場合もガス欠と似た症状になります。これは、時間をおいたりするとなおったりするので、交換してみるのがわかりやすいでしょうが、、