初めて人間ドックを受診した。県の職員として毎年健康診断か人間ドックいずれかを選んで受診しなければならず、その受診日は職務専念義務免除とされ仕事を休んで行くことを許されている。受診料も一部補助が出る。
多分、この仕事をしていなければ一生受けることはなかっただろうと思う。
いくつか選べるそれ専門の医療機関ではなく、自宅近くにある市民病院で受診することにしたのは、専門の医療機関が学校の近所にあったからだった。仕事を休んで行くのに、半日ほどで終わる診察の後、学校には行かずに帰るというのもおかしな気がしたからだったが、実際飲まされるバリウムやそれを下すための下剤のためにまともに腹に力が入らず、30分以上トイレのそばから離れることは困難だった。もちろん胃カメラを選択する人もいるわけだが、そちらは予約がいっぱいでしかたなくバリウムだったわけだが、そのために一日休むことを許されていると思うと、ありがたいやら笑える措置だと思った。
診察の内容は市民病院だったからか実にあっさりとしていて、外来病棟をスタンプラリーよろしく回るだけ。問診もほとんど何もしゃべらず受診前に書いた問診票にも触れられることなく終わった。ちょっとした企業ならこれくらいの内容は健康診断と呼ぶものだろうけど、人間ドック。知り合いから聞いていたイメージとは違った。
これは何が目的?などと考えてしまった。病院からすればいつも風邪薬くらいしか出さない人間の健康状態をより詳しく知ることができ、その診断結果は僕の場合県にも報告される。
なんか見つかったらまた病院に行かなければならず。そんなにいいもんじゃないなやっぱり。
というわけで、一応そのような制約はあれど半日自由になったので、気になっていたSRXのクラッチの相談にRIDE村田君のところへ行くことにした。頼んでおいたベスパの部品も届いているみたいだし。
村田君に状態を説明して見てもらうと、確かにフリクションプレートは減っているようだが、あともう少しだけエンジン側のアジャスターで調整できる範囲であり、交換はこれを使い切ってからでいいのではということだった。
いつもながら村田君、商売する気ないの?確かにそうだけど、フツーのバイク屋なら何も説明せずほいほい交換してハイん万円みたいな仕事してるのに。おかげでこちらは半年先か1年先かに修理は伸びたわけだけど。
いや、そういうことだと思う。こちらの気持ちに沿う診断とは!
調整後のクラッチは生き返り、まさにつながる喜び。本日の制約のためにあまり距離は走れなかったけど600シングルのトルクを改めて味わうことができた。コーナーの立ち上がりでずるずるとタイヤを滑らせ加速していく。ああやっぱりつながるってすばらしい。最近は不調気味のクラッチのせいで勝手にトラクションコントロールされてたんだな。帰ってタイヤを見たら、古いタイヤは悲鳴をあげていた。
そして修理が先送りになったおかげで、それを覚悟してしていた出費もなくなり、と思うと(結果なんのプラスにもなってないが)、あれですよ、今借りてるあれを「お買い上げでもいいですよ」と彼から言われてるあれですよ。
今は外してノーマルに戻しはしたけど、性能はともかくあのスタイルが目に焼き付いて離れない。
「これで儲けようとは思ってませんから」と自分が買った値段で売ってもいいという彼は実はもうワンセット所有しているらしい。ひや=!そ お ゆ う こ と だ っ た の ね 。
いや、そういうことだと思う。
実に魅惑的なお話、、
まあ、払えるあてがあるなら、タコの足よろしく、いつか(望んでないけど、、)それを売却して食いつなぐ事が可能、ほとんど買った値段で売れるから私にはある意味 定期預金と同じ(かな?)
ただし、外でカバーだけだとすぐに商品価値がなくなります。
そろそろバイク小屋建てるって事も必要な状況にもこちらからは見えてますが、、、(←余計なお世話、すみません)
うーん確かに。オーリンズってスプリング錆びやすそうですよね。
単管で駐輪場作ろうという計画は以前から考えてるんですが、未だ手をつけておらず。今は狭い工場の中に2台つっこんでおります。
機械があるので入れるのも出すのも面倒で、いっそ機械を減らそうかとも考えたり。
この仕事が続くならガラッと模様替えするんですけど、ちょっと上に尋ねてみますわ。
オーリンズは真ん中のシャフトも錆びやすいです(使ってないと、、)。
それにしてもどちらかと言えば芸術家よりのサインさんが単管は、いかがなものかと、(←まさに余計なお世話ですが)ホゾ組といかなくともせめても軸組壁工法で見て納得眺めて満足を今後も与えてくれる小屋はイイと思いますよ~(←まさに余計なx2)。
まあ、遠方から語っているだけですのでお気になさらずでハハ
以前はお金がなくて先延ばし、今は時間がなくて先延ばし。
そして自分のことには無頓着が重なって単管でもいいかと思ってました。
最近は他の答えを求められているのかとも思うようになってきて、これの意味もよく考えてみようと思います。
僕にとってはバイクがらみは一番気づきやすいところですから。