よくお似合いでオーリンズ
2014 年 10 月 11 日 by SIGN
このSRXを譲ってくれたやつがオーリンズのリアサスも持っているというのでちょっと借りて付けてみた。
そいつも買ってからまだ付けたことがないというので、どれだけ違うものかわからないという。
こないだからリアサスのことが気になってオーリンズをオークションで見ていたのだが、やはり程度のいいものは3万円以上している。だけど、ほんとにいいものなのか、どれだけ違うのかを考えるとそこにそれだけのお金をかけるのはどうなんだろうと思う。
まあとにかく幸いにも借りることができたので、今日たまたま2時間ほど時間が空いたので取り付けて走ってみることにした。
率直な感想としては、よくダンパーが効いている、というくらいの差で、止まっている時には明らかに違う沈み方に期待させられたのに走り出すと意外と硬い乗り心地。低速での細かいギャップに対してはノーマルの方がよく吸収してくれてたような気がする。プログレッシブスプリングのせいか初期動作から先の硬さは60km/h以下ではゴツゴツと気になるのだ。もともと車重が軽いからかもしれない。
しかしそれ以上の速度では細かいギャップはほとんど感じなくなり、腰が固定されたようにも感じる安定感。高速での大きく波打つような路面に対しても、あっという間に振幅が打ち消されていく。
でも逆に後輪からの情報が減ったようにも感じ、ノーマルのいつも「どう?どうよ?」みたいなうねりがないのが寂しくも感じる。
あとノーマルのフロントとの相性も気になるところ。性能が不釣り合いなために、慣れないせいもあってストレスを感じる。やはり、ノーマルはあれでバランスがとれているってことだ。そう思うと、このバイクの開発をした人の意図は、峠を60km/hくらいで走る、または法定速度域で気持ちよく走ることを前提にセッティングを出していたのだと気づかされるのだ。
それ以上の走りをした時の不安定な感じも、実は味付けだったとしたら、60km/hくらいでそれ以上の雰囲気を楽しめるようにできているのだとしたら、ここの性能をあげるのは味を薄めることなのかもしれない。
差し引きで言うと、僕の走りのレベルならノーマルでもよしということになる。
ただし!これを見よ。
リアサスがオーリンズになっただけでこんなにかっこ良くなるとは!
この、走りにやる気を感じさせる姿に、ああこのためだけに大枚はたいてもいいんじゃないのと思わされて押してしまいそう。あかんあかん、あかんねん。
実は今日走ってる時にクラッチが滑り出して、これの修理の方が先だよなあ。
ディスク、プレート、スプリング、切れが悪いならバスケットも交換がベターですよね~インパクトあれば自分でも意外と簡単ですがボルトなめたりして泥沼にハマるより出すとこ出すが吉?
それにしてもレーシングスタンド姿、かっこいい ほぇ~
レーシングスタンドにも似合いますね〜オーリンズ。はは。
クラッチは回転上げてつなぐと一瞬スルスルとすべってぐわーんと加速する感じです。調整するだけでは直らないですよね。うーん。