写真茶話会RRの5回目
2014 年 8 月 31 日 by SIGN
昨日は写真茶話会RRの5回目だった。今回滋賀県からスミレさんという女性が途中参加で加わり、女性の割合が多かったからか、また違った雰囲気があった。
途中参加とはいうもののグループ展を目標に作品制作をすると謳っているRRだけに、その参加の意志がない人を簡単に受け入れるのは他の参加者の人に申し訳ない。当初、無料化したために興味本位で来られるのを避けようと決めたことではあった。
だからスミレさんには一日体験入学みたいな位置づけで、もし気に入れば今後も参加し、グループ展にも参加してくださいということにした。
こんなプライベートな写真講座で堅苦しいとは思うが、やはり写真のことはまだ安売りしたくないという思いもどこかにあった。
と言いつつも、初回だから、お試しだからと自分に言い訳しつつ、みんなの前ではもうやらないと言っていたテーブルマジックを結局やっていた。持ってこられたとりとめない写真を目の前で編集してみせるアレである。
最初は今までそれを見てきた他の参加者に話を振り、やってもらう。僕はしないつもりで。
しかし全員がそれぞれのパターンを見せた後、僕のを見せて欲しいと言われ、みんな僕がやらないと言ったのを忘れたのだろうか、その場の空気は自然とやる方向になっていた。
そんなことは最近の仕事にもある。
全部教えると言いつつ、「先生の作品の図面を見たい」と言われて「アホかそんなもん見せれるか」とか言いながら結局見せている。
SIGNのデザインの要所でもある旋盤加工も真似されたくないなと思いつつ、旋盤の良さは伝えたくて熱弁し、作品のコピーを許している。
すべてを手放し流れにまかせる結果にこそなれ、心のどこかで安売りしたくないという思いは残っているのだと、一瞬感じる拒否感がそれを表している。それさえも取り去られればいいのに、そういう感情は残されるのだな。
近所で子どもたちが遊ぶ声を聞きながら、今日はバイクを磨いた。数日前のエンジンと比較すると。
一番目立つところだけだけど、ここを磨くだけで随分雰囲気が変わる。そんなもんか。
今回は参加出来ず非常に残念でした。また、よろしく。
抜きつ抜かれつのデッドヒートでした。カリーナのスライドショーの試作も見てやってください。かなりいいです。