ガラステーブルの本体は組み上がるとこのような形になる。
3本の腕を絡み合うように組み上げるには同時に落とし込まなければならず、理想としてはぴったり隙間なく納めたいところだが実は多少の”遊び”はある。
ただそれが精度の問題なのか、必要な”遊び”なのかは作る人にしか分からない。この形を最小限の部材で達成するにはこの方法しか思い浮かばなかった。
重いガラス天板を6点で支える腕。2点は必ず1本の部材でつながっている。
このデザインはまず高さの可変機能というところから始まり、どこにもないもの、という要望にどう応えるかで悩んでいたときに、『風草木』という友人の店で植物を眺めながら思いついたものだった。
だからこれは花。雪の結晶にも見えるけど、これを納品する頃にはもう、雪を見ることはないだろう。
これまでの冬は、本当に長く感じた。
どうもです。
ずいぶん前、店で悩んでた事が、こんな形状になったなんて驚きです。
螺旋とか言ってたやつかなあ~。
そうそれ、おかげさまで2台目の注文来たよ。
そして現役最後のテーブルになりました。
でもこれの後、休業中最初のテーブルに取りかからなあかんねんけどねw