ダカールラリーに先を越された
2014 年 1 月 20 日 by SIGN
テレビラックはこの角度のついた側板がポイント。部屋のコーナーにおさまるために奥に向かって細くなっているのだが、棚板と側板との取り合いはやはりぴしっと隙間なくいきたい。
コーナーといっても斜辺の角度は45度ではなく、ここは図面通りというよりも、現物の角度を測りながら削り合わせていく地味な作業だ。出来上がってみればどこにそんな苦労があるのかと思うが、デザインがシンプルなほど接合面の出来具合いには気を使う。ひとつひとつの部材を狙った通りに加工できるからこそ職人なんだと思う。そして職人の技は実際に使う人にはその目に触れることはなく、隠れたところでそのものの存在感や密度のような伝わり方をする。
家具にお金をかけるとはそういうところのはずで、高い家具だからといって形や機能性に大きな違いはなく、作り手としてはいただいたお金の分、仕事をさせていただくだけ。安く作れと言われれば安い仕事をするだけなのだ。
テレビを置く台はテレビ台という。
電気屋さんのブログで先を越されてしまったけど、ダカールラリーが終わったことについて。
総合優勝ではKTMのマルク・コマだった。通算4度目の優勝ってすごい。
応援していたHondaのホアン・バレダも総合では7位だったけど、ステージ優勝5回と大健闘だったと思う。HRCとしては順位ではあまり良くなかったが、CRFのできばえに満足したのでは。
Best of BIKE Dakar2014
転倒や故障やペナルティーなど、理由は確実にタイムに現れるのがラリーレイド。だけど、完走できたライダーは半分以下という過酷なレースなのだから、ゴールするだけでもスゲー話。配信される映像を見ていても、こんなところで急ぐ理由がどこにあるかと思うような気の遠くなる景色。その中を猛然と走り続ける上位選手たち。
いったいどんな気持ちなんだろうと思ってたら、こんな動画を見つけた。
Onboad camera – Best of Dakar
意外と楽しそうね。
確かに僕もオーストラリアで歌ってたなあ。「母をたずねて三千里」