エバちゃんからフレームができたと連絡があったので行ってきた。
心配だった折れ曲がる部分の強度はばっちりだった。やはり80t以上の力で曲げるのだ、この厚みの鉄板だからか体重をかけてもびくともしない。
しかし、心配なのは曲げてないところ。平面部分は予想以上にしなる。これが仕上がった時にどうなるか予想がつかない。
下手すると座ったとたんに破損ということも十分考えられる。
明日から木部の加工に入るが、失敗は覚悟で挑戦するしかない。それを見越してかエバちゃんはこのフレームを二つ作ってくれていた。もう一つ買い取らなくていいようにがんばろう。
帰ると近所に住む方から見積もりの依頼があった。
履物を作る会社に勤めておられる方で、その商品のパーツを木で作るという。
仕上げまでのことを考えると多分見積もりだけで終わるだろう。
形自体はシンプルな板なのだが、4面カンナ仕上げであるとか手作業になる箇所がどうにも逃げられない。
こういう仕事を受けるかどうかも考えなければ。受けるとしたらいくらかという見積もりを出そうと思う。
これ いったんもめん みたいで面白いですね。
足で言うと尺骨の所にも何か付けるんですよね???
完成が楽しみです。
鉄って金属の中のまさにベンチマーク的な存在ですから
結構いいじゃないですか
家で使うなら重そうだからキャスター私なら付けますが
ショップ、ショールーム、アトリエなどが普通この形なら相応しいかも?です。
それが補強なんにもなしなんです。このまんまの形です。
リートフェルトのオリジナルも合板だけなので多分ぐにゃぐにゃだと思うんですが、重力に逆らうようなデザインがアートなんでしょう。当時この形を初めて見た人は笑ったと思いますね。
今回かなりギャンブル性が高いです。
形はこのままが良いと思いますが、
背もたれと座る所に板か何か張るんですよね。
尺骨の所も穴があいている様に見えるので同じ様に何か張るのかと思ったんですが、穴もデザイン?
このフレームはまさに骨で、木でくるんで見えなくなります。
穴は接着剤の食い付きを考えて空けてもらいました。
依頼者のご希望を叶えるために見えないところにいろいろ工夫です。
どうなるかわかりませんが、お楽しみに。
シェー
平らな部分がたわむと木も一緒に…
この仕事は正に骨が折れますね。
折れたらこまりマッスル。