自分で舵を取らず、か
2013 年 8 月 23 日 by SIGN
塗装して乾燥中の額に絵を入れてみた。ちょっとかわいい。
明日写真茶話会のレギュラーメンバーが集まることになっている。その中にこの写真館の奥さんが含まれているので、乾燥が早ければお渡しできるかも。
明日の茶話会は同窓会というには早すぎるけど、最終回で完成させた全員の作品を見せあおうという企画。
参加者の一人であるラッキーさんがみんなに呼びかけてくれた。
確かに編集段階まではそれぞれが合評で見てきた作品だったが、プリントされ製本された状態を僕でさえ見ていない。
期限を切って終わらせた写真茶話会だったから、それをするためにもう一回延長という気持ちはなく、あとはそれぞれが見せあうなり見せにきてくれるなりでいいと思っていた。だけどこうして集まる機会がもうけられると、ちょっと楽しみだったりする。僕の気持ちなんていったい何なのかと思う。
今日は午前中に大学へ行き、依頼者である先生とジグザグチェアの打ち合わせと後期の授業の打ち合わせをしてきた。
めずらしくその准教授の先生との会話は先生からの質問が多かった。内容はもちろん仕事に関連することがメインだったが、なんとなく面接を受けているような気がした。その話の流れではなかったけれど、最後の方で教育学部の図工の先生を紹介してくれるという話になり、後期の授業のはじめで少しお話しさせていただくことになった。
そのあと明日の会場である「ギャラリーら・しい」に挨拶に行くとちょうどオーナーさんが来られたので久しぶりに話をした。
明日の打ち合わせはそこそこに、またその話とは別に、ギャラリーで今ワークショップを積極的に開催していこうと考えておられるらしく、「撮影」と「デジタル技術」の講座は現在進行中だけどそれとは別のアプローチとしての「写真表現」を湯浅さんどう?みたいな話があり、ちょっと戸惑った。それを終わらせるために写真茶話会を閉じたのに。
自分で叩いても開かなかったいくつかの扉が、あきらめたと宣言した途端に少し開く。ただの誘惑かそれとも。