ダイニングテーブルが終わって今度は椅子の修理。ちょっと前に預かっていたウインザーチェアで、いつでもいいと言われていたので後回しになっていた。
テーブルの塗装をした後の工場(こうば)を片づけ、この次の仕事の前にやっておこうと思ったのだ。
接ぎ板で作られた座板がその接着面で割れていた。まるで接着前の切りっぱなしのように破損した面はきれいだった。古いもののようだが接着剤の寿命だったのだろうか。もしそうだとしたらこれは考えなければならない。ダボもビスケットも入れずに接ぎ合わせた板はいつかは割れるということだ。しかし、ビスケットを入れることによって複雑に割れるとしたら補修には手間がかかる。どちらがいいのか。
今回はきれいに割れていたおかげで補修が楽にできるのだから。
椅子をクランプし接着剤の硬化を待つ間に何かできないかと探していたら、図らずも今日は修理の日となった。
VFが入院中なので、昼休みにオークションで落札したトライアルバイクの整備をしようとガチャガチャやってたら、修理すべきところがいろいろ見えてきてこれは終わらんと思い、中断。その後仕事に復帰すればいいものを、いつかやろうと思っていた雑用を思い出しては、今それをやるしかないような気になってしまい次々と片付ける。そのほとんどが修理。
ただ電池を交換しただけのものもあればハンダゴテが登場する場面もあり、その合間合間にまたバイクが気になり、ごにょごにょしたあとスタンディングスティルの練習をしたり。
なにをやってるんだか。
気が付くと携帯に何度か着信が入っていた。
明日この椅子が終わったら図面を書こう。