組み立てずに展示したい
2013 年 6 月 14 日 by SIGN
部材は素地調整まで終わりこれでやっと第一ラウンド終了。そう、まだこれからなのだ。
組木が見せ場の椅子であるとはいえ、もともとのデザインでの決め手となる座板背板の斜めのラインを踏襲するとなると、組木だけでは無理がある。そこはオリジナルでは金物を使っている。
今回そこにはある程度は木を使いつつも最終的な固定はボルトによる。そのあたりに中途半端さを感じてしまうが仕方ない。この椅子を依頼された大学の先生がもっとも注目されているのが三本組木の部分であり、そこからの発想だったため、オリジナルのシルエットを崩さないことを前提としつつ本来まず考えねばならない問題が後回しになってしまった。
これはリスペクトを伝えるトリビュートなのか、リデザインなのか、それとも一番陥ってはならないパロディーなのか。
リデザインであればそこに「改良」が含まれねばならない。僕も結局これを仕事としてスタートさせる時期のために十分煮詰めきれなかった部分がこのボルトでの固定であった。
100年前にデザインされた椅子を、何百年も前からある職人技を用いつつも、結局最後はボルトを捻る。
第二ラウンドとして区別したいのはそんな気持ちからだと思う。
構造がわからないし
人が座るのでむりかもしれませんが、
知り合いの方がライティングビューロを全て木で作ってました。
蝶番形式や、渋めの木栓などでは無理なのでしょうか(無理かもね)。
すみません
木栓じゃなくダボでした。
昨日 やっと 妻の写真を発送できました。
色々と ご指導有難うございました。
妻は とても喜んでいます。
これからも どんどん写真を撮るそうです。
また よろしくお願いします。
電気屋さん
やっぱり予算的なことと、できるだけシンプルに形を崩さず強度もと思うとボルトでした。
意外と依頼者さんは六角レンチでボルトを回すのも気に入っておられたのでこれでよしかと。
ヒデシローさん
そうですか、どんどん撮るって。
短期間にすごい変化ですね。よかったです。
でも写真茶話会終わったはずなのに、普通にみなさん「また」って言うんですよね。
信用されてないんですかね。ちゃんと伝わってないのかなあ。
よほどのことがない限り、もう写真は教えませーん。
—
—
(ヒデシローさん、すみません。お気持ちはありがたいのですが、ふさわしくない表現がありましたのでコメント削除させていただきました。)