写真館スツールの材料を準備した。構造もデザインもシンプルでいくことにして、少し厚めの材から削り出す立体感で勝負。
タモの柾目をはぎ合わせて座板にする。削り込んだ時にきっときれいだと思う。
そして脚の材はテーブルと共通のメイプルにした。色身の違いによるコントラストもあるが、収縮率の違いを利用した耐久性も考えている。
はぎ合わせの待ち時間ができ、ふと昼休みに電気屋さんから誘惑のコメントが入っていたことを思い出した。
バイクを見ながら一服し、写真を撮る。趣味のことだからとアップするのを我慢していたが、もうだめだ。
ホンダVF750F 水冷DOHC/V型4気筒。実は僕が20数年前に限定解除して初めて乗った大型バイクがこのVFだった。
当時このバイクは高性能でありながら不人気で、安いナナハンというイメージだった。定価は70万円を超える値段なのに実際の店頭価格は新車で30万円台。中古だと数万円。こいつが出てからも旧モデルのCBのほうが人気でVFの存在を知らない人もいたと思う。日本人は直4が好きなのだ。
しかし本当はホンダが北米市場をターゲットとした社運をかけたプロジェクトがこのV4エンジンで、実際海外では爆発的に売れたバイクだったらしい。
ホンダV4はその後レースシーンでも大活躍し、スーパーバイク、TT-F1、耐久レースでも長い間ホンダの看板を背負っていた。そんなレース用のエンジンを積んだストリートバイクがVFだった。
迫力ある大柄な車体と240kgという重さがありながら、走り出すとその豪快なパワーとシャープな旋回力によりかなり機敏に走れる。フラットなエンジン特性は好き嫌いが別れるところだが、少々のシフトミスもアクセルを開ければどこからでも吹け上がるエンジンというのは今となっては常識的な性能でもあり、老いた体にはむしろありがたい。
当時はその性能とか味わう腕もない初心者で、わけもわからずにひと夏で乗り換えてしまった。
そして今になってまたナナハンに乗りたくなって、CB-Fも気になったけどやはり自分の時代の一台というとVFやFZやGPzであって、しかしあの頃とほとんど変わりない今の経済水準からするとあの時と同じ選択でVFとなった。VFはやっぱり今も安かった。SRXプラスアルファで買えるのが見つかったのだ。
でももう30年前のバイクなんだから当たり前かな。いくら速いっていったって今のと比べたら穏やかにさえ感じるし。誰も知らないし。
納車するまではちょっと不安だったけど、しかし乗りはじめてすぐ、惚れてしまった。こいつはいい!形もいい!パワーもちょうどいい!装備も贅沢、不人気でよかったあ。
あの時手放さずに「VF歴20年ですわ」とかいうマニアックバイク人生もアリだったかも。そうすればきっとほかのことも違った人生だったような気がする。わからんけど。
古いバイクだからいつまで乗れるかわからないけど、今度はじっくり味わおう。
いつも 楽しみに読ましてもらってます。
バイクがすきなんですね。
いつも 朝は
かんなをといで
のみをといで
1日が始まります。
写真の先生をしておられるんですね。
カメラの話も聞かせてください。
ライカ ニコン 好きです。
今日は 休日で 當麻寺のほうへ行って来ました。
この後 橿原のほうへ足をのばそうと思っています。
何かいい出会いがあるかも?
今 肩にはニコンFM2に50mmがついてぶらさがっています。
今 今井町をあるいています。
タイムスリップしたようで
いい所ですね。
今日は だいぶ FM2が活躍しました。
家具職人も写真の先生も
がんばってください。
でわ 又
僕は家具職人ではないですね。
かんなやのみを使われるということは、きっといい仕事をなさってるんでしょう。
バイクは好きです。一日の始まりはバイクカバーを外してたばこを一本吸うことです。
木工職人さん、
FM2に50ミリって昔の写真学生のようですね。すばらしい!
僕もFM2です。レンズは35ミリですが。
それにトライXを詰めてヘンなものばかり撮っています。
ライカも好きだけど、いまオーバーホール中なんです(T_T)
昔は ネオパンF パナトミックXとか好きでしたが 今は TMAX
100をつかっています。カラーは リアラでしたが 今は 100か
160のフィルムですね。
プリントは 光沢じゃなくて 半光沢ばかりがすきで
何か 人と違うことをするのが好きです。
半光沢て 木の表面に似ているのかもしれません。
機会があればそのプリントを持って茶話会にお越し下さい。
粒子の見えないというパナトミックXのプリント、僕も見てみたいです。