奥様は魔女みたい、天板の話
2013 年 1 月 8 日 by SIGN
仮に脚をつけて当たりを見る。脚が付いている補強部材を天板と一緒に面取り加工する部分もあるため。
また、天板裏は依頼者の希望で作り込みを施すことになる。
この形、以前からSIGNの製作日誌のフォローをして下さっている方ならお気付きかもしれないが、あのダイニングテーブル「奥様は魔女」と同じ船底面を加工するのだ。
脚も同じなので、あのテーブルのL字版といってもいい。依頼者の奥さんがあのテーブルが気になるとおっしゃったのでデザインを踏襲することとなった。
電動工具は使えどほぼ手作業に近い加工によって独特の複合アールになる。幕板のない構造と相まって不思議な使用感を生むこのデザインは、いつしかSIGNの定番デザインとなるかもしれない。