ブビンガ天板のメイプル脚
2012 年 10 月 31 日 by SIGN
ブビンガ天板のローテーブルができた。
脚部はメイプルでいたってシンプルに、できるだけコーナーに脚を配置。塗装したブビンガの濃い赤茶色とのコントラストがメイプルの白さを強調している。
こんな材の混用はまずないだろうな。今回出品するミニテーブルシリーズ、くらげのコーヒーテーブルを含めた4点ともカクテル素材の作品ばかり。コストを押さえるためにありあわせで作っているから仕方ないのだけど、それを安物と思うか面白いと思われるか。こちらとしては一応それぞれ配置を考えて使用したつもりだが、さて評価はどうか。
塗装が終わったのが4時くらいだったので、いつものコースを走りに行った。ワインディングに入るまでのバイパスを北上しながら慣らしがてら加速を楽しんでいると、一台のバイクが低速で流していた。間にトラックが一台いたのだが、僕が接近するのを察知してかすっと路肩へ寄ってトラックを先に行かせた。その時珍しく僕は昼間からライトを点灯していたのだった。
コースに入る交差点まで大人しく前のトラックについて行きながらそのバイクを追い抜いた。なんとなくついてきているような気配はあったが、大阪へ向かう本線からは外れるのできっとそのバイクは直進するだろうと思っていた。
交差点で左折レーンに入り、ちょうど信号が青に変わったのでそのままシケインに加速しながら進入、出口で全開フル加速すると、遠ざかって行くはずだった後ろのバイクのエギゾーストノートが遠くならない。ついてきてる?弾けるようなマルチのサウンドが僕の加速にあわせてスロットルを開けたのがわかった。よく聞こえる。自分のバイクが静かだということを改めて感じた。
しかしこんなの何年ぶり、っていうか記憶では10代でしょ、うはっ。
ていってもおじさんなんだから限界超えない程度に快調に飛ばしながら、ついてきている後ろの音との距離を感じていた。こんなおっそいバイクなんかもっと煽られるのかと思っていたら結構ジェントルなやつだな。
ひとしきり走って信号で止まり、後ろを振り返ってちょっと会釈すると、シールドの奥でにこにこしながら彼は僕の横に並んできた。
「はやいっすね、それなんシーシーですか?」
「400やねん。」SRXだから600だと思ったのか。残念ながら。彼のバイクを見ると、お!GSRか渋いチョイス、今時の走り屋さんやね。同じ400でも馬力は60psを超える。
「これからどっか行くんじゃなかったの?」
「いやてきとーにふらふら走ってるだけなんです。」
「おんなじやね。」
「そう、同じにおいがしたのでついてきちゃいました。」
その後彼を先に行かせてぐるっと一周し、彼を追い抜いた手前で僕は家に向かい、彼はまた大阪方面へ走って行った。
うーん、マルチもええなあ。若いなあ。
600ベースの400という共通点もありますね。
時代や世代は変わっても変わらないモノもある。
ブビンガのローテーブル、ナイスです。
おっかけっこは楽しいですね。あれ以来SRXの調子が良くて。
チェーンのオイルアップをしてやったらまた軽くなった気がします。フリクションロスってあるもんですね。
ガンガン走るのに飽きたら今度はナナハンに乗りたいです。重くてでかいやつ。