初対面ではじめましてくらげデスク
2012 年 9 月 7 日 by SIGN
組み立てまでできたくらげデスク。うーん、なんかいいんじゃないの。
バランスもイメージ通り。
図面の段階では天板裏の脚の接合部材も角を丸めるつもりでいたけど、エッジを残した楕円(正確には両端が半円の小判型)にした。その効果があって全てが曲面であるよりデザイン的には引き締まって見える。
高さはやや高めで、幼児なら立って使用もでき、また成長の早い時期だからいずれは椅子なしで使われることもサイズに反映させてある。子ども用デスクからローテーブル、文机へ。彼が大人になってもその家にあるだろうか、もしくは巣立ちの時に彼とともに旅をするだろうか。
これから塗る青は、この段階のやさしいメイプルの色とは違い嫌でも印象に残る、家具としては主張の強い色だ。
その変身した姿も楽しみだな。
やっぱり作業は1日オーバーしてしまうんだなこれが。
「イメージ通り」
これが結構難しくもあり満足も頂ける所ですね。
メイプル単板に見えますがそうならちょっとした材ですね。
はぎ合わせであってもそうなら逆につなぎの自然さが素晴らしいです。
メイプル特有の優しい杢がいいですね。
この状態だと塗ることが惜しくなるのが職人に悩みですが、塗ってしまうと、「やっぱぬってよかった」とも思えるのだからモノづくりは楽しいです。
今度の展示会ではこれと同じものも同時出品ですね。
天板は2枚はぎです。よく見てらっしゃいますね。確かに最近幅広のメイプルは手に入りにくくなりました。
ナチュラルでもいいのですが、メイプルは着色すると発色がよくてまたそれもよしです。
なかなかその姿も愛らしく、展示会用にいくつか作ってみようかと思います。
やっぱり、いきいき作ってる湯浅君はいいね!
いえいえ、まだまだです。ガンガンいけるようにならないと。
止まったらシケシケです。