与えられた場所にあった
2012 年 8 月 28 日 by SIGN
アーキコープのイベントに出展したくらげスツールは好評だった。
展示の仕方が場所に合っていたのかもしれない。前回の個展の時に考えていたくらげの群れを表現することも、数やバリエーションがある程度なければならなかった。また最初の15脚から売れて数が減るとあまり売れなくなり、展示も作品の価値なのだと感じた。
そして、価格設定も。
当日オープン直前に決めた脚一本あたりの値段は、通常の価格より大幅な値下げだったけど、お客さんの反応や売れ行きを見る限りどうもそれが適正価格だった。
自分の価値は低く見積もってちょうどいい。自分が作ったものがお金に変わるだけでもゼロからプラス。
地面から手を離し、砂利をはらって前を見よう。