100年後をイメージするのは木工家
2012 年 2 月 22 日 by SIGN
大学の授業でお世話になっている先生の依頼で、スツールを作ることになった。
先生の研究のお手伝い。
アルファベット7文字の形をモチーフにした構造で、実用可能なスツールをデザインし製作するというもの。
自分では絶対発想し得ないアイデアで、最初は大丈夫かなと思ったけど、試しにひとつ作ってみたら意外とかっこよかった。
これが商品化できるかどうかは別として、確かにデザイン的な挑戦を感じる。
デザイナーとは、木工家とはまた別の世界でたたかう人なんだなあ。
4月に初めての個展をすることになって、どういった方向性で作品を作るのかまだ迷っている。
木工家としてはやはり挑戦的であっても、普遍的なものからは外れたくない。
デザイナーから見れば面白みのないものでも、使う人に愛されるものでありたい。
SIGNの家具はこうありたいという意思表示になるような、テーマを持った個展にできたら。
とにかくあと6脚のアルファベットを作って、それから悩もう。