無茶にも感じられるつなぎかた
2011 年 12 月 20 日 by SIGN
今自分の身に何が起こっているのか、混乱してわからなくなっている。
今日、昼飯にいつものインスタントラーメンにキムチと冷やご飯をぶち込んでかき込んでいる時に、最近茶話会に参加してくれているカリーナから電話がかかってきた。
その時彼女は写真館に撮影に来ていて、そこの方と僕の話になったらしく、その方が僕に興味を持たれたとかで電話を代わっていいかと言う。
僕はてっきり茶話会に興味を持たれたのかと思い、いきなりのことに戸惑いながらもどうぞと代わってもらった。
その女性はカリーナに話を聞いてこのホームページを見たそうだ。挨拶からいくつか言葉を交わした後、写真から木工へ、その意外な転向について質問された。
それについて答えた後その女性は、僕の経歴から大阪芸大写真学科卒というところを見て、知り合いに大阪芸大の先生がいるのだと言われた。
どなたとお知り合いなんですかと聞くと、今は退職された南村先生だと言うのだ。
僕の恩師だった。
驚いてそのことを打ち明けると、向こうも驚かれていた。現在も頻繁に会い親しくしておられるという。
僕はと言えば、学生時代から卒業後もずっとお世話になりながら、紹介をしていただいた写真教育へのきっかけとなる専門学校の仕事も辞めてしまい、申し訳なくて連絡を取れなくなっていた。
予想だにしないタイミングであり、先生の名前を聞くだけで、ぐっと胸が締め付けられるようだった。
「彼等が私の作品です」という先生の言葉を、その後僕は教員としての信条としていた。
またその女性は木工家にも親しい知り合いがいて、木津の方で…と言うので「米田さんですか?」と聞くとびっくりされた。まさにそのとおりだったのだ。
The Workman’s Handsの米田さんとは家族ぐるみの古いお付き合いなんだそうだ。
僕が奈良に来て知り合った木工家の大先輩で、ハーレーが好きというので意気投合し、度々一緒にツーリングに行ったり、お仕事を手伝わせていただいたりした、憧れの人だった。
その女性のご主人が撮影されたという米田さんのポートレート写真を僕は見せてもらったことがあった。その時こんなことになるとは思いもせず。
そして米田さんともここ数年連絡を取っていなかった。
二人とも、分野は違えど僕が大好きな大先輩たちで、お世話になっていながら良い報告ができない自分を情けなく思って連絡していなかった人で、その二人をよく知っている知らない女性と初対面のくせにいきなり僕に紹介したカリーナは何も知らなかった。
これが写真と木工の融合の予告なのだろうか。この年の瀬に。
いやー有給休暇とって、そこで見合写真とっていただいた甲斐がありました。
案外、勘は役立ちますが、無茶ぶりはもう大人なので控えます。
また来年も茶話会でさわやかっこいいおじさまたちに会えますように。銀じ郎さん、もしくは幸せいちばんさん、なにか先生に言ってあげてください。(無茶ぶり)
その偶然にびっくりやわ!
おかげで今頭の中が大混乱してるよ。自分一人でなんとかするつもりになってたのに。
この話を無視するか、行動するかの二者択一になってるやないか。
ここに書いた時点で行動することに決まっているのでしょう?
SIGNさんの不思議な出会いを呼び込む力というか、複雑な人間関係はそこらの小説よりもおもしろいです。
まずはその電話のお相手と会うところから次の展開がはじまるのかな。
ラッキーさんまでそんな。
次の展開とかそんな期待にも応えなければいけないんでしょうか。
先生に会うということは校長に会うより高い壁を越えなければいけません。
もう考え過ぎてこのまま年越しかと思うと吐きそうです。
カリーナさんには最初から危険な?香りがしていましたが…。
引き寄せるものをお持ちのようですね。そういえば、SIGNからの帰りの電車でも…^^
でも、そういった展開を呼び込むのSIGNならでは…?
また、新年にどんな展開になったのか、教えてください。
ところでSaltさんのブログで前回みせていただいたCDジャケット撮影の写真をみました。大好きな曲ですし、写真が、またとってもよかったです。宮沢賢治も出ていたし、また、おっさん3人の写真がいいじゃないですか!
今日はそのカリーナの強引なはからいで恩師に電話しました。
来年会うことになりました。
自分の撮った写真が使われて形になるのは嬉しいものですね。
茶話会で皆さんが感じておられる気持ちが少しわかりました。
ジャケットもご期待ください。
わたしも南村せんせいに会ってみたいです。どんなじいちゃんなのか気になります。