まるでチョコレート工場
2011 年 10 月 7 日 by SIGN
ひとつの立方体の12の辺の面取りも、今まで通りの方法ではできず、当たり前だと思っていたことができないからこそ改善策を考えるきっかけとなる。
結果、従来の方法より簡単で早いやり方を思い付いた。
448個の立方体の面取りは午前の作業で終了した。
手作業の効率はあらかじめ持ちうるものの応用をいかに考えられるかだと思う。
道具の使い方や自分の腕の修練で、一生に一度しか作らないものであってもその境地に短時間で到達し、結果を出せる応用力はこの仕事においてどんな技術より重要となる。
しかしこのように壁や障害にぶつからなければ自分が一度出した答えに疑問を持つことはなく、疑問に感じ考え直している時間にこそ損失を感じ、手慣れた方法で押し切ってしまう事の方が多い。
かっこよく言えば信念。どちらがいいのだろうか。
以前この積み木パズルを作る木工教室をやるために、パーツひとつひとつのパース図面を書いていて気付いた組み立て方法。
一組27個の立方体のうち22個を、先に2個ずつ接着して11個の直方体を作っておく。
16セットだから176個の直方体ができた。