必要とされなくてもそうなる
2011 年 8 月 2 日 by SIGN
ガラス作家の恵美さんが募金箱のガラス玉を持ってきてくださった。
だいたい雰囲気はこんな感じになる。
前回作った木型が上手く出来ていたことと、図面通りの寸法でガラス玉が仕上がってきたこともあり、別々に作ったとは思えないフィット感があった。
さあ塗装まで加工作業は大詰めだ。
恵美さんと一緒に今日、大阪芸大でプロダクトデザインを学ぶ若者がSIGNを訪ねてくれた。彼のことは以前恵美さんから聞いていた。「何を考えてるかわからない」「無気力」それは恵美さんの評価ではあるが、そう聞いて想像していたのと彼はちょっと違っていた。
ちゃんと笑えるんじゃないか。いい笑顔だった。
愛想笑いかもしれない。でも初対面で彼のことを知る範囲としてはそれで十分な気がした。ルートはあると分かっただけで。
何か話したかったのかもしれない。それなら一人で来なければならない。
僕を見てどう思ったか。また会う価値があると評価したか、どうか。
どうも僕はこの年代の人間が気になってしょうがないみたいだ。何考えてるんだろうと知りたくなる。一言二言話しかけてみたが、ヤバいと思った。
今彼に共感しようとすると、自分を見失うことになりかねない感じがした。そういうものを持っているのも確か。
悪いね、今度会う時までに言葉を用意しとくよ。
今日は仕事の話を優先。
昨日はありがとうございました。あなたの笑顔こそホッとします。
彼と私の接し方が、私と父の接し方にかなり似て来ていることに戸惑いを感じつつも、また全然違う関係も保っているとの自負も。
にしてももう少し大人になってもらわないと。
また二上山登りましょう!
はい、一緒に登るまでに足慣らししておきます。
それでも付いていけないんだろうな。
今日帰りにパンクしました。ああ。