SIGNの近所で見つけた写真ギャラリー「ら・しい」はもうできてから2年以上が経つとおっしゃっていた。なのに今まで知らなかったのは、この通りは道幅が狭く、車で行くには近すぎて歩いていくには少し遠いところだったし、当麻寺方面には特に行く用事もなかったからだ。
バイクをハンターカブに乗り換えて、近辺を散歩ライドするようになったから出会えた場所だった。ふとしたことで立ち止まることができるのもミニバイクのいいところだと思う。
入江さんの写真展に惹かれ、ちょっと覗いてみるだけのつもりだった。
写真のギャラリーに入るのに、写真の話をするつもりがなかったというのは矛盾しているけど、木工の道を志してからはいつもそんな矛盾を抱えている。
本当に見せていただくだけのつもりだったのだが、オーナーの方が気さくに話し掛けてくださったので、ついいろんな事をしゃべってしまった。
入江さんの作品がなぜここで見られるのかという話から始まって、ここにギャラリーを作られた経緯や、オーナーの方の経歴の話。そう、オーナーの川畑さんは大阪で活躍されているプロの写真家で、JPS(日本写真家協会)とAPA(日本広告写真家協会)の会員でもあるコマーシャルフォトグラファーだったのだ。だからこんな田舎で古民家を改装したギャラリーであっても、設備は本格的でしかも写真家の作品を展示されているのだった。
ご自身の生い立ちに関わるこの奈良という場所で、その土地に密着した活動の拠点としてギャラリーを開設され、以来地元のアマチュアカメラマンの拠り所となっているらしい。
また今までの写真家としてのお仕事の中に講師の経験もおありで、一緒に仕事をされた方々の中に僕の知り合いの名前も出てきた。
そうなると、僕の経歴も話さざるを得なくなり、ちょっと覗くだけのつもりが腰を据えて話し込むことになってしまった。
僕を知る人が聞いたら、ああまたやってる、と思われるんだろうな。
そんなオーナーさんとの話をギャラリーの奥で作業をしながら聞いていた人がいて、その人が途中から加わってさらに話は盛り上がった。
その人は近くの造園屋さんで、このギャラリーの常連さん。その日も仕事の途中でちょっと寄りましたみたいな作業服姿で、自分の作品のプリントを焼き増ししふち落としをされていた。
話の流れから少し写真を見せていただくことになり、少しだけコメントさせていただいた。
この方々と、このギャラリーと、これからどんなお付き合いになるかはわからない。
僕という人間は、自分から関わろうとするより、使われてなんぼだということも知っている。
誰がどのように扱うか、その時それを拒まないようにすることも前へ進む方法だということを知っている。
引き寄せるというか、寄って行ってると言うか…
則さんの人との出会いは、なんかいつも同じような入り方に見えるのは私だけ?
でもそれが『繋がる』ってのは、則パワーやね、きっと! 憧れます♪
前に進む方法・・・私も身に着けたいな。
また、新しい展開が…。
そして、「木工の道を志してからはいつもそんな矛盾を」がどうなるのか、教えてください。
私も?(「も」が適切か、わかりませんが)結果”職人”のようなプロになりたい、と思っています。
則パワーってなんか健康食品みたいやね。
矛盾がどうなるのか自分でもよくわかりません。いつも動きがある時は、結局矛盾などそっちのけになっています。頭で考える思いは行動の邪魔をしているだけなのかもしれませんね。
僕も早く何かでちゃんとしたプロになりたいです。(それで生活できるという意味で)
いま、そちらは午後9時くらいですか。
こちらは午後5時半です。
これからガンガーへボートに乗りにいきます。
川上から暮れゆくガンガーの川辺をスナップしたいと思っています。
18日に帰国しますので、また写真見てください。
則パワーでお願いします。
私にとっちゃ、健康食品なんてお手軽なモノじゃなかったよ。
究極の点滴です、『則パワー』は(笑)
ラッキーさん、インドから書き込みですか。すごいですね。
帰ってこられたらまた話聞かせてください。
則パワー、1リットルいくらで売れるかなあ。儲かる話ないかいな。