アイランド型キッチン収納
W1000×D830(480+350)×H950
材質:タモ柾目、ナラ(天板、底板)
塗装:着色オイル、ワックス
ストーリー
古い家をリフォームし、自分達のライフスタイルに合わせて家具を選ぶ。そんな選択もあると思う。
家具はライフスタイルのキーワードとなる。
昔ながらのダイニングキッチンは食卓に背を向けるようにシンクと調理台、コンロが並ぶ。その隣の部屋だったリビングとの間仕切りを取払い広い空間が出来たものの、その空間を埋める家具に求める機能は人によって違うもの。そのライフスタイルに合うものは既製品ではなかなか見つからない。
アイランド型キッチン収納、上は高めの調理台、キッチン側は分別ゴミのゴミ箱を収納、リビング側は下に猫のえさ場となるオープン空間、上の扉には食材や猫のえさが入っている。
前後分割になっていて、普段は背中合わせでアイランド型、ときに横に並べてカウンターにもなり、また模様替えで別々に使用することもできる。
リビング側の扉収納は4枚の折戸になっているので把っ手はふたつ。どこか懐かしいSIGNのシンボルデザインの把っ手は掴みやすく操作しやすい形。
扉はフルオープンとなり、中は高さ可変の棚になっている。
この家具の一番の特徴はやはり猫専用のスペースが設けられているところ。
オーダーメイド家具ならではだけど、ちょっと贅沢だと思われるかもしれない。
しかし生活を共有、空間を共有するのだから、猫専用出入り口や猫専用家具を用意するだけではなく、共用する家具もあってもいいと思う。
いっしょに使う、私にもあなたにも必要な家具でありたい、という飼い主のこころ。