Honda CT110 ハンターカブ
2011 年 5 月 8 日 by SIGN
震災後、カブが売れているらしい。
いろいろわけあって、前のバイクからは排気量も値段も10分の1になってしまったけど、でもなんだかこいつはすごく愛せそうな気がする。
かろうじて新車でも手に入るバイクではあるけど、この使い込まれた風合いを生かしてヴィンテージ風に乗りたい。
なにより気負わず乗れるこの気軽さがよくて、林道散歩にも行きたくなってくる。
タイヤはつるつる、エンジンさびさび、ゴムパーツよれよれ、シートは破れ、バッテリー意味なし、エアクリーナーは多分一度も開けられたことなかったのだろう、中はひどい状態だった。
それでも走っていたのはカブというバイクのすごいところだと思う。
ここからだから、手がかかるバイクだから、少しずつ自分の愛車になっていく感じがたまらないんだな。中古車は。
そしてもうひとつこいつにした理由が、オーストラリアからの逆輸入車であること。
もし向こうで走っていた中古を輸入したものであれば製造時期からすると、僕がオーストラリアを走っていた頃と重なる。
さあ、どっからいこうかな。
こんなのが目の前にあると仕事ができない!
今日も水道代を払いにちょっと離れた郵便局まで。
いやー
結構いい奮起じゃないですか~
見た感じは私のより綺麗ですね。
写真の腕もあり、たたづまいというか雰囲気がいいです。
いいアドバイスありがとうございました。おかげさまで、こんなことになっております。
写真は考えずに撮ってしまって、またもうちょっとちゃんと撮ります。はずかしい。
写りにくい錆や汚れや塗装のかさかさ感は早くなんとかしてやりたいです。エアクリもびっくりしました。
触ると切りがなくなるのでちょっと眺めるだけ、と思ってもすぐ時間が過ぎていてほんとにやばいです。
これはまた懐かしい単車。それは高価でもなく古く汚いギターを、弾けるようにしていく喜びと全く同じです。
まさにまさに。そういうことなんですよ。
20年前のをよみがえらせる、というだけで嬉しくなってきます。