柱カバーの取り付けも無事終わり、順番から言うと次は千里中央のダイニングテーブルなのだが、そちらをじっくり取り組みたいということもあり、ひとつ仕事を挟むことにした。
期限はどちらも2月中でということだったし、そのテーブルの次の仕事というのはすでに図面もあり、短期間で終わらせることができる仕事だったからだ。
杉の子ども用ベンチ。
もともとは奈良の天理市にある幼稚園のためにデザインしたベンチだったが、ホームページに載せてたら問い合わせがあり、今までに合計20台以上は作っている。
コストを押さえた作り方と、奈良の吉野杉を使用した温かみのあるベンチ。シンプルながらも機能性についてはいろいろ考えて作った。
今回の注文は東京のとある大学附属幼稚園から。(ここまでいうと名前言ってるのと同じか?)昨年一台購入され、気に入っていただいてもう一台欲しいとのこと。今日は午前中その材料となる吉野杉のパネル材を仕入れに、吉野にある知り合いの材木屋さんに行ってきた。
品質の高い吉野杉の赤身のパネル材ということで最近人気が高いらしく品薄で、朝電話した時にはほとんど在庫がないと言われたが、運よく必要な材積が取れる分のアウトレット品が一枚残っていたので、それをいただきに。
若い社長で僕より年下なのだが、そんな気がしなくて同年代のように親しく話ができるし、そんなおつきあいをさせてもらっている。彼に会うと「杉で何かできないかなあ」といつも思う。このベンチには結構利用させてもらっているけど、そんな関係から生まれてくるものもアリかなと思う。
近々規格ラインナップをリニューアルするという情報も聞いた。(これまだ内緒?ごめんね中西さん)そうなるとまた利用範囲が広がるだろうな。
「ブログ読んでますよ」と会うといつも言われる。「忙しそうで、」いやいや。
ほんまに忙しいで、と言えるようにがんばらな。
嬉しいなあ。
いい仕事してると、必ず「次」がある。
いい仕事の影にいつもありがとうございます。
これもまたSaltさんネタでしたね。