それはずっと繰り返されてきたこと
2011 年 1 月 20 日 by SIGN
壁板をフレームに貼った。ほぼ完成形が目の前に現れた。
整然と並んだ直線が美しかった。
この瞬間の前に誰もこれを見たことがなく、僕でさえ必要性と機能性と依頼者の物語といった情報しかなく、図面上で設計デザインしたとはいえ、実物の存在感を感じる時はなぜか第三者的な感覚がある。
素直に感動するのだ。
経験が浅いから?
何十年もキャリアを積むと、こういった感動はなくなるのだろうか。
様々な作業の積み重ねの末、あっけなく現れるこの瞬間。その仕組みをもっと知りたい。