今日は大学で木工の授業だった。
年明け初めての授業で、ラスト2回。作業はみんな順調に仕上げに入っているのでまずはひと安心。
今日はとても寒くて、でも仕上げのサンディングで10台のオービタルサンダーがフル回転していたので粉じんがすごくて、エアコンはつけられず密室で息がつまりそうになっていた。
僕は防塵マスクを持っていたけど、サンダーの音がうるさいから指導する時には外して大声で喋るので、結局あってもなくてもという感じ。
あれだけマスクは必要と言っていたのに、持ってきているやつは半分くらいで、かわいそうにイケメン君の鼻の穴は真っ白で、モードな女の子の服は埃だらけだった。
いい加減わかってくれよと思うけど、それでも作業を一生懸命やっている姿を見ると、この授業は彼等のためにあるのだなと思う。
やっと直接僕に担当の先生の通訳なしで質問するようになってきた。
先日の出張茶話会から一転、木工の授業は力技だと思う。
そして今日は、例の学生がそれぞれの授業を評価するアンケートの日だった。
授業開始後の数分間、そのために時間を取り、その数分後のてんやわんやが想像すらできないような静寂があった。冷ややかな。
そんなシステムはいつからできたんだろう。先生の、手応えを感じる感覚はいつから信用されなくなったのか。もしくは自信をなくしてしまったのか。
若い彼等は僕をどう評価するのか。