今度のプロップスフェスティバルに出品する作品の制作にやっと取りかかった。
何を作るかは、今年のイベントに参加すると決めた時から考えていた。それは去年からの仕事の流れや、いずれやりたいと思っている個展のことや、木工家人生をかけて完成させたいと思っている椅子に対しても、必然と言えるものを作るつもりでいた。
そうでなければ、「これがSIGNの作品」とは言えないし、今の僕を表すものにはならない。
一足飛びに最終形を目指すのではなく段階を踏んで、その工程、加工法、構造、デザインを、ひとつずつ自分のものにしていきたい。
段階を踏むことは、その時々の作品ひとつひとつが、オリジナルのラインナップになっていくだろうと思う。そういうことをしたいのだ。
僕が目指すのは、SIGNのウィンザーチェア。
そしてその第一段階として今回作るのはウィンザースツール。
ベーシックでありながら、ウィンザースタイルの要点をふまえ、少ない部材のどこにデザインを織り込むかが難しい。
SIGN初のオリジナルラインナップとなる。
いよいよですね。
力強いことばに元気をいただきました。
ウィンザースタイルは美しいですよね。
完成を楽しみにしております。
ありがとうございます。がんばります。
いいのか悪いのか、手渡す特定の相手がいないということが、こんなに自由だとは思いませんでした。
昨日はお疲れのところ、NZまで来てくれてありがとう。
中途半端な話しか出来なかったけど、家具づくりを曲づくりと置き換えて、これまでのY.B.M氏の製作の経緯を振り返っています。
「家具のような音楽」とは、サティのことばでしたっけ。関係なさそうで、すごくあるんですよね。
やっぱり壮馬くんはいいですね。調子はあまりよくなかったみたいですけど。行って良かったです。先輩も良かったって言ってました。
家具と音楽と、どこが似てるんでしょうか。
僕は音楽家が好む家具を作ってみたいと思いますが。