アクティブなにおいのするテーブル
2010 年 7 月 9 日 by SIGN
ミーティング用テーブルに一回目のオイルワックスを塗った。
プランの段階では着色もする予定だったが、予想以上にこのタモ材が良質で色も良く、依頼者に了解を得てナチュラルでいくことにした。ほんとにきれい。これぞタモという感じ。
旋盤加工した脚は、またクスノキを使った。柔らかく均質な材質が旋盤向きだと前回気付かされたから。といってもストックしてある端材は残り少なく、さらに追加で、写真にある短い脚も作ったので、このような使い方はこれが最後だろう。非常に贅沢だ。
むせるような揮発性の油を含むクスノキ。そのにおいに酔いそうだった。工場に入ってこようとする虫が何度か挑戦しては、断念して出ていった。
この2種類の長さの脚がポイント。用途に応じ、付け替えることで高さが調節できる。
当初収納性を考えたミーティング用のテーブルとしてのご注文だったが、せっかく作ってもらうのにもったいないとのことで、普段は母屋での座卓として、それも現在使用中のものと高さを同じにし、延長して広く使えるようにということだった。
いずれにしても使わない時は脚を外してしまっておける。
なんだかとても商品価値のあるアイデアだなあ。さすが社長。依頼者はとある会社を経営されている方だった。
綺麗なテーブルが出来ましたね。
シンプルだからこそ
バランスの良いデザイン、流石ですね。
木を使って突き詰めて行く方の多くは、
どんどんナチュラルになっていくベクトルを感じます。
つぶしで塗られた木も素敵ですし、ステインで生まれる木目も素晴らしいですが、少し薄味すぎるような本来のダシだけで味付けされたつゆは飽きることがありませんし、ごまかせません。
そして時間と、共に更に味わい深い風合いをかもしてくれます。
タモもタモとして用いられることは何よりの喜びだと思います。
いつも見てくださってありがとうございます。
最近着色することが増えてきましたが、やっぱりナチュラルもいいですね。
あと何回か塗って磨いてを繰り返し、完成です。
バイク、ツーリング用にミラーとシートを純正に変えました。
ノーマルに近くなりましたが、元々の姿ってそれはそれでかっこいいです。
長野の打ち合わせ、もしかしたら日帰りかもしれません。
ホームページの調子が悪くなって、更新できなくなってます。
でもちゃんと仕事はしています。テーブルの塗装はあと一回くらいで仕上がりそうです。デザインだけでなく、この仕上がりがSIGNの特徴でもあります。
実物を見ていただける納品待ち展示中です。
コメントはできるようです。
今コメント欄しか機能しないので、ここに製作日誌を書きます。
今日、長期の木工教室が始まりました。
サクラ一枚板天板のテーブル製作です。以前ブログでも書いたあの人です。
今日は電気鉋と定規を使って、一枚板の平面と厚みを削り出す作業をレクチャーしました。
意外と力技なので驚かれていましたが、僕らはこれを一日2枚は仕上げます。
さて、完成はいつになることやら。
山盛り削った削り屑を明日は朝から片付けないと。サクラか。燃やす?袋詰め?どうしよ。