Wはカシオペア、翼の骨組み
2010 年 5 月 11 日 by SIGN
シェルフのフレームが組み上がった。
この作業中、こういう時にかぎって来客があり、あせって危うく間違えるところだった。
来客といっても顔なじみで、一人は明日香の不動産屋さん。このSIGNの場所を紹介してくれた方で、以来おつきあいがある。安い物件が天理と桜井で出たけど欲しい人おらんか、と。安いといっても中古住宅で500万円出せる友達って僕の周りにはいないなあ。
もう一人はCRAFTの堤さん。午前中、ほぞに接着剤を塗り、まさに組もうという時に電話が鳴り、あたふたと取るといつもの調子で冗談まじりでイジられ、ああもう後でかけ直しますと切り、一か所組み上げてから電話すると、要は仕事の依頼だった。
午後から材料持って来るという事だったので、それまでに組まなければ。でないと打ち合わせと称し数時間男話になることは間違いないからだ。
しかし結局間にあわず、最後のクランプは堤さんにも手伝ってもらった。結局助かったので、いい時に来てくれたとも言える。あら探しはよけいだけど。時給計算するのもやめて欲しいけど。
依頼は旋盤で柱材を加工するというものだった。玄関のシンボルになるらしい。
電話では行ってすぐできるかと言われたけど、今日のこの状態じゃ無理。明日やっときますと言って勘弁してもらった。で、その後はいつもどおり遠慮なき男話に突入した。
その間も横たわっていたフレームは、作業台に抱きつき倒れ込んでいるかのよう。やっぱりこいつは人に見える。