家族の食卓を作るのだ
2010 年 3 月 22 日 by SIGN
今とりかかっている仕事の打ち合わせに、依頼者である友人が三重からはるばるSIGNへ訪ねてくれた。
午前中に到着し、結局夕飯まで一緒に食べながら、一日それについて話し合った。
作るほうも作るほうなら、それに付きあう客も客だ。
僕は木工家で家具屋で、何かの書類の業種欄には「製造業」と書いているのに、それが何かの冗談か、何かを偽ってごまかしている気さえしてくる。
こんな地の果て、奈良のど田舎の小さな家具屋が、ダヴィンチに挑もうとしている。あの小説さえも引っくり返す仮説を僕らは打ち立てた。