火と音に感動するだけではなかった
2010 年 1 月 11 日 by SIGN
この3連休は村のとんど祭りだった。
自警団はこの祭りの実行委員なので、準備から後片付けまで僕も関わらせていただいた。
山が近いこの村のとんど焼きは、必要な竹が豊富にあるため、その規模は大きく立派である。
火柱は10mを軽く超える高さになる。
竹を切り出す作業から、運搬し組み上げ、人々に振舞う炊き出しの準備は、自警団の団員とその奥さん連中で取り仕切り、点火し燃焼中の防火対策、後片付けや深夜に燃え残るおき火の監視など、別の目で見ればこれはまさに自警の訓練だといえる。
数年前、ある災害の被災地へボランティアをしに行った時に見た、自治組織やボランティア団体の活動を連想させるのだ。
祭りというのは神事やまた余興という意味合いだけではなく、住民の結束と災害時における行動と連携の演習という意味もあるんだろうな。
マニュアルではなく、祭りという形をとりながら代々引き継がれていくというシステムは、意識も言葉も理解もいらない。そして継続する力がある。
祭りの日って、なんかみんな楽しそうだし元気だしね。
さ、明日からまた仕事仕事。