楠持ってみたい、という人、連絡下さい
2009 年 11 月 30 日 by SIGN
角材の製材もなんとかできて、今日一日で天板を一枚仕上げた。
厚さ100mm長さ2000mmの一枚板はさすがに重い。その分狂いは少なくて加工は楽なのだが、なんとも取り回しが悪くて。
あとこれを4枚仕上げることを思うと、腰と膝が今にも泣き言を言いそうだ。
家具屋になって体型ががらっと変わった。写真をやってた時にも重いカメラバッグをかついで運ぶことはあったのだが、体は今と違ってひょろひょろで、体重はあのころから10kgくらい増えた。
太ももや尻に肉が付き、胸板は厚くなり、上腕の太さは倍くらい、腰の周りには脂肪も付いた(それは歳のせい)。
重いものを持つのは昔から苦手ではなかったけれど、材木や家具を持ち上げて運ぶなんてことはなかったわけで、そのリアルな重さに苦しむこともあり、また酔いしれることもある。
この職業に就いてから、先輩や大工さんや材木屋さんが運ぶのを見たり手伝ったりして、それにはやはりコツというか技術があることに気付かされた。今となっては当たり前の、設計や加工と等しく、木工には取り回しや運搬という作業が伴うことを知っている。
家具製作におけるデザインや、ダイナミックな加工作業に憧れる人たちは、えてしてこれを知らない。
ただいろんな木を持ち上げてみるというワークショップも面白いかもね。
>ただいろんな木を持ち上げてみるというワークショップも面白いかもね。
それ、面白いと思います。やりましょ!笑
この時そう言ったけど、今は当分重いの持ちたくないよ。
いやいや、オファーがあれば。