不思議連鎖止まらず、始まりさえ思い出せない
2009 年 3 月 28 日 by SIGN
夜、旅の音楽家・丸山祐一郎さんのコンサートへ行ってきた。といってもオーディエンスとしてではなく、ほぼスタッフ。
たくさんの民族楽器を車に満載して、お呼びがかかればどこまでも、日本はもちろん海外までも行って即興演奏をされる丸山さんには、全国各地に友人(現地スタッフ)がいて、僕もいつからか奈良県で何かされる時は必ずお声がかかるようになった。
スタッフと言うと使用人的なイメージだが、そうではなく、心から丸山夫妻を愛する人々によって自然にお手伝いするという感じだろうか。
丸山さんという人は……なんとも一言では語れないのでやめておく。ただ、こんな人がこの世界に生きているというだけで、この世界を愛せるのだ。
そして今回、このブログに以前出てきたロシア人のナージャがまた日本に来ていて、この丸山さんのコンサートを見るために、奈良にやってきた。つまり、認めたくはないけれど、僕は不可欠な役者というわけなのだ。
今日は朝から夕方まで家具製作、そして夜は大切な友人のいつのまにやらコンサートスタッフ。
明日は朝から奈良でずっと前から会いたかった木工家の方のところへ、なぜか丸山さんと一緒に、ロシア人をつれて会いに行くという、どこに一体僕の軸はあるのかと思いつつ、こんな不思議な巡り合わせなど日常茶飯事それが日常の丸山夫妻の世界にどっぷり。