あのころからは引き出しも増える
2009 年 2 月 3 日 by SIGN
今日はカホンを作る手を少し休め、こないだ作ったチャペルベンチの棚の取り付けで現場作業。
現場作業は時間を切られることが多いので、いつもよりアップテンポで迷うことなく手が動くという感じ。もちろん、その日のためにイメージはしていくのだが、意外な見落としがあった時の対処も迷ってはいられない。
今日もひとつそんなことがあった。昔ならあせって動けなくなっていたかもしれない。
今はすぐにその解決方法が浮かんで対処できるようになってきた。
それでいいのか、悪いのか。多分いいのだろう。
それができなければプロではないが、それを使う人の身になって、完璧なものを提供できなかった負い目を感じられなければ、作り手としての資格はない、とも思う。
今回はうまくいった。だからこれでいい。
使い込まれて少しずつ艶が出てきている。
こうして見ると、荒いけどまあまあいい形してたんだな。