年末の追い込み、仕事その一
2008 年 12 月 23 日 by SIGN
東京の新橋にある多目的スペース(ギャラリー、セミナー、会議室など)「オフィス銀の鈴」様からご注文頂き、ミニカホンを作らせていただいた。人が集まった時に気軽に楽しめる楽器ということで、SIGNのミニカホンを選ばれたらしい。
塗装は無着色でトップをスプルースとブナのソフトをそれぞれ張り、中には鈴を取り付けた。お名前からして、この鈴はポイントなのだろう。ほかにも「鈴」に関するいろいろなものが置いてあるのかな、と想像したりする。
そんな作業をしながら、例のコンソールの納品待ち展示会に、ぱらぱらと人が訪れる。といっても結局いつもの知り合いが来てくれただけだったが、初めということもあるし、こういったことは継続していかなければならないのだろう。特に宣伝するわけでもないし、見たいという人とのタイミングがあるわけだし。
一番に来てくれたのは、風草木の森川くん。二回も訪ねてくれたのに、やってるほうもいい加減で、一回目は買い出しで外出していたので会えなかった。で、今日改めて来てくれたのだ。
寒い中屋外で仕事をする彼は、もはや雪国かという出で立ちだった。薪ストーブに廃材をぶち込みコーヒーを入れて、家具の話はそこそこに、植物の話や写真の話をした。その中で興味深かったのは、植物の体温の話。面白いのでこれは何かの機会に使わせていただこう。
彼の植物話にはいつも、ただの知識欲を満たすだけの情報ではなく、なにかこういう心に触れてくる情感がこもっているので面白い。お互いじじいになったら近所に住んで、日がなこんな話をして過ごすというのもいいかもね。
そして昨日は理想建築工舎CRAFTの堤さん。外回りのついでと言いながら、2時間滞在。作品も見てくれたけど、話の内容はそれよりも、僕の仕事のやり方への指摘満載の、はたから見れば小言のような助言のような、知ってる人から見れば漫才のような、男話だった。
こっちは新境地か、と今回思ったサンディングに関しても、おもろいけどアホ、という言いぐさで、僕の商売下手にもいろいろ意見があるようだけど、言われれば言われるほど、まあ見てて下さいよ、と元気が出てくる。そういう仲なのだ。
と、今のところ仕事の邪魔にしかなっていない展示会、なのであった。
お邪魔します。
アルゼンチンで見つけたカホンです。
ご参考になれば幸いです。
・・・ごめんなさいリンク貼り忘れました。
↓ココです。
http://taikipapamama.pokebras.jp/