前にここでお話した雅魚くんのお母さんから、嬉しい報告が届きました。
僕がずっとライブなどで使用していたカホンを、雅魚くんがとても気に入って使ってくれているとのこと。
以下、その届いたお便りを紹介させていただきます。
雅魚はあの日、相棒を得てから、目まぐるしい勢いで、スタジオ練習、コンサ
ートの日々です。教えてる先生が素敵な方で、あちこちの福祉施設からお声が
かかるのです。昨日は久々に、スタジオをのぞいてきましたら、即興ジャムのようなものに、
雅魚が途中からカホンで加わりだすじゃないですか。叩く顔つきもミュージシ
ャンぽくなってきましたし(笑)。昨日は横向きにして叩いていましたね。す
っかり、雅魚の相棒です。また「動く雅魚ちん」のぞいてみてください。
ほんとうによかった。僕のカホンをおゆずりしてよかった。
雅魚くんに選んでもらってよかった。
また、こんな使い方もしているそうです。
障害者入所施設でのライブ「カホン体験してみようコーナー」にて。
『みんなまひが強かったり、耳が聞こえなかったりで、力強く叩くことはできな
いのですが(指先でコンコンという感じ)、ピアノ線が入っていて音が体に響
くから、きっと何か感じとっていたと思いますよ。この方、めったに笑った顔
を見せない方なんですって。職員さんも喜んでました。』
この方はお知り合いではないそうで、その様子が写った写真を送っていただきましたが、ここでの公開は控えようと思います。
でも、その写真はすごくいい笑顔でしたよ。
ああもう、何十台でもばらまきたい気分です。